立派に見えて安価なベーシックカーが今こそ必要だと思う
休日なのでヒマネタです。今や我が国や新興国大きなニーズあると思うのは、安いクルマだと思う。といっても安かろう小さかろうじゃない。安くて大きく見えるクルマです。例えば箱スカのサイズは全長4430mm×1595mm。けっこう小さいのに大きく感じる。
はたまたタクシーに使われているクラウンコンフォートの全幅って1695mmしかない。この件、とあるメーカーのデザイナーに聞いてみたら、全長4400mm×全幅1695mmもあれば相当大きいクルマに感じさせるデザインは簡単だという。ホンダ初代CR-Vが全長4385mm×1750mmでしたね。
さて。このサイズのクルマ、どのくらいの金額で作れるだろう? フィットは全長3995mm×全幅1695mmに1300ccエンジン積んで129万円スタートである。今や日本の交通モードは世界1パワーを必要としない。1300ccエンジン+CVTかマニュアルミッションで十分だと思う。
こいつに全長4400mm程度のボディ(シャトル程度のサイズ)を組み合わせたら、大人5人がユッタリと座れ、けっこう立派に見えるボディのクルマになることだろう。価格はボディの延長分だけ考えて139万円。日本仕様だと自動ブレーキ+サイドカーテンエアバッグが必要。これで+15万円か。
129万円のフィットと同等の装備内容+安全セットで154万円。この価格でカッコ良くてある程度のボリュームを感じるボディサイズのクルマを作ったら、世界規模でニーズあると思うがどうだろう? ボディスタイルは初代フォレスターのような「乗用車風のSUV」あたりだと若い人たちに受けそう。
こういったクルマ「利益が上がらない」ということで却下されるかもしれない。でも割り切って作ったら、それなりの利益を挙げられるだろうし、何より今後台頭してくる中国車との競争力を持てる。現在販売している車種でこのイメージに最も近いのが、ホンダの新興国モデル『BR-V』です。
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