紫外線に注意!

人類は地球温暖化を引き起こしている、という意見についちゃ異論大。しかし特定フロンガス=オゾン層を破壊する説に対し世
界中の学者や研究者が同意。たちまち廃止となった。けれど当時から「すでに手遅れかもしれない」という声も出ていたことを思い出す。排出された特定フロン、徐々に高空に上がっていくという。

高度20kmに分布するオゾン層に到達するまで最大20年掛かるそうな。だからこそ1995年に生産が全廃されたものの、毎年のようにオゾンホールは巨大化している。今後の数年こそ最も深刻な状況となるワケ。当然の如く今年のオゾンホールは最大規模に
なった。日経Web伝えるところによれば「日本上空にも出現」。

4月下旬から日本にも到達してると報じてます。参考までに書いておくと紫外線には3種類ある。『A波』と呼ばれている波長の長いものは常時地上に達しており、いわゆる「紫外線」と呼ぶ。『B波』はA波の1000倍程度人間に有害と言われており、皮膚癌などを引き起こす。これまで大半がオゾン層で消滅していた。

殺人光線とまで言われる『C波』についちゃオソン層
を含む大気に吸収されるため、まぁ心配なし。オゾンホールの出現で増えるのは人体に有害なB波である。放射線に匹敵する危険性を持つ、と指摘している学者多し。連休中、B波が増えるということ。予想だと10%増と言われているものの、注意して損無いです。

特に乳幼児は浴びない方がいいとされる。幸いB波は曇っていると大幅に減るし、紫外線カットガラスも有効。直射日光を浴びないようしていればいい。もし太陽に当たった後、短い時間だったのにヒリヒリするようなことがあれば、それこそB波。天気の良い5月のB波は8月よりも多い。十分注意しましょう。

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2 Responses to “紫外線に注意!”

  1. アミーゴ5号 より:

    日本にもオゾンホール、ここではじめて知りました。
    考えてみればオゾンホールって要はオゾンが薄い空間だから、空間が塊となってちぎれて移動することがあるんですね。
    オゾンホールは南極に多いという認識でしたが、元来南極の方が寒いから出やすく、今年は北極も寒かったために、大きいのができたとのこと。
    やはり、人間活動が活発な北半球の方が暖かいのかと、あらためて認識した次第です。
    昔、エントロピー効果とか教わって忘れましたが、「地球の熱収支と南北差」というのも、地球環境に影響がありそうです。
    やはり少なくとも電気は、熱も二酸化炭素も出さない、各戸によるソーラーパネルと蓄電池の半自給自足がベストだと思います。

  2. misty より:

    「CO2で温暖化、人類は温暖化に貢献している。だからCO2削減を」というのは、個人的には「化石燃料の使用量を低減しよう」とは直接言えない大人達が考え出した、"スローガン"のようなハナシ、と思っています。発信し易いですから。
    CO2や人類の温暖化への寄与がどうであれ、地球が長い年月をかけて蓄積してきた資源を人類はあまりにも早く使い込んでいるのではないか、技術的・経済的に成立する範囲で最大限の省資源化に邁進すべきではないか、という"本質"は変わらないでしょう。

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