羽田空港の普通充電器は5つ。本日、電気自動車は2つしか使えません
日経Webは「2023年に中華電気軽自動車が150万円を下回る価格で日本発売される」とスクープした。その後、150万円を下回る価格という情報は削除されたけれど、まぁ火の無いトコロに煙は立たないという。2年くらい前から中華メーカーが日本市場を狙っていることは間違いないし、そろそろ開発も終了する頃だと思う。日本市場に参入しようとしてるのはBYDだけじゃない。
しかも直近になって中国市場で電気自動車がダブつき始めた。全般的な電力不足により充電難民など出ているからだ。何度も書いてきた通り電気自動車は1kWhあたり15円以下の太陽光発電とセットで導入することと、エネルギーの自給自足が基本。中国やヨーロッパは電気自動車を先行させてしまったため弊害出ている。結果的に電気自動車の普及にブレーキ掛かっちゃう。
そのトバッチリを受けるのが我が国だ。”外交上手”なので日本から輸出することは禁止されちゃっても、輸入についちゃ断れない。すでに中華リン酸鉄リチウム電池搭載車が関税無し&条件無しで輸入されている(テスラ・モデル3のスタンダード)。素晴らしい耐久性を持つ中華電気軽商用車が突如入ってくる可能性は低くないと思う。150万円なら補助金使うと100万円切る!
三菱自動車も今秋から電気軽商用車の再販売をすると行っているけれど、200万円を切るくらいの価格設定としなければ厳しい戦いになることだろう。逆に200万円を切る電気軽商用車が出てきたら、イッキに需要爆発すると思う。農村部はガソリンスタンドが減っており不便。島嶼部もレギュラーで200円近いガソリン価格を考えたら、太陽光発電の「15円で7km走る」コストは魅力。
そうそう。よく「羽田の普通充電は5つしかない」と書く。上の写真は10月3日の10時。手前は普通のSクラス(駐車場の管理者は取り締まる気無し)。残る4つも、電気以外で走れるPHVが2台を占拠(羽田は無料なのでケチなPHV多いです)。電気自動車は2台しか使えない。一番向こうは急速充電器にPHVが止まってます。もう最悪のマナーと言ってよい。国がダメです。
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貧しい国に心の貧しい人が増えるのは仕方ないことでしょうね。
公共の充電器はBEVだけが使えるような施策も必要と思います。
同時に自宅以外での充電はガソリン同等のコストとなるよう調整して充電器の維持管理費用に充てるのも良い方法かと。
私はマナーに期待していないので機材で対応できないかな、と考えてみました。
そこで考えましたが、
充電器のある場所をコインパーキング方式にして、
駐車料金を『充電しているときは低額(無料)』『充電していないときは高額』にするというのはどうでしょうか?
普通充電器だとコインパーキングの機材のコストを追加するのは難しいかもしれませんが。