自動運転
やっぱし国交省はオタンコだとシミジミ感じた。自動走行を高速道路に限るという方針を打ち出したからだ。今の日本の状況を
考えると、自動走行が喫緊に必要なのは高速道路じゃない。高齢者でございます。現在何とかクルマを運転している高齢者の皆さんも、遠くない将来、買い物に
行く”足”を失ってしまう。
かといってタクシーは高い。病院に行くのだって多額の出費を伴う。そんな時に自動運転のモビリティがあったら
便利だ。すでに我が国は自動運転の技術をたくさん持ってます。工場に行けば障害物を感知して停車するシステム付きの自動運搬車がたくさん稼動しているし、
ゴルフ場に行くと無人カートは普通。
たいていの場合、地中に埋め込んだケーブルをセンサーで辿るようなシステムになっており、レーザーか
超音波使う探知装置が先端に付く。ゴルフ場のカートのような車両であれば、多少のデコボコやグラベルであっても運用可能。これを電話一本で呼び出せるよう
にしておけばいい。2〜3kmの移動であれば容易。
役場や学校や郵便局を起点に自動運転車網を村落に張り巡らせておき、そこから病院とか
ショッピングセンターがある大きな街まで朝晩にバスを出せばよかろう。このくらいの移動手段は国で構築すべきだ。それこそ導入を考えている小型車なんか面
白いと思う。性能次第じゃ10kmくらいの移動だって可能。
高速道路の自動運転は極めてハードルが高い。速度出ているため、システムの失陥は大きな事故に直結する。高速道路についちゃ現在の自動ブレーキとレーンキープの規制を国交省が緩めるだけで自動的に進化します。ブレーキ掛けてるの、国交省なんだから。それに国交省のダンナ方、利権少ないですぜ。
高
齢者のための自動運転ならせいぜい30km/h。安全性だって十分確保できる。混交する車両との区分だって容易。シニアカーより100万倍安全だと考え
る。何より利権が山ほど埋まってます。天下り団体だってたくさん作れることだろう。財政に余裕のある自治体で試験導入してみたらいかがか?
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誰も責任とらないシステムです…(>_<)
もし何かあったら、君に責任をとってもらうよ!!半沢君…。の世界ですね…(^_^;)熱いハートの官僚求む!この国を引っ張って行ける様な官僚求む!
うーん、素晴らしい。これは高度福祉システムを織り込んだ街作りに最適でしょう。国策としてこれに取り組んだ場合の経済波及効果も非常に期待でき、アベノミクスの本命施策に採用されたとしてもなんら不思議ではありませんね。この高度福祉未来都市を構築する案は、兵頭二十八氏の著作にあったものと通底していると思います。軍事技術と高度福祉の幸福な出会いが日本の未来を作るという筋書きです。富士重工がかくも注目されているのも時代の要請にあったものだからにほかなりません。
国交省のお偉いさん方は伝統的に(運輸省の時代から)自動運転に反対なんですね(ABSの許認可の時も「自動で止まるコトがダメなんだ」(笑)と言ったくらいですから…)。だから今回も「自動運転を高速道路に限る」という政策を打ち出して来たんだと思います。
つまり国交省としては「自動運転がいかに危険であるか」という『既成事実』を作りたいんだと思います。そうしてノラリクラリやって事故死者が出た時に「やはり自動運転は危険でしょ」とニヤケたいんではないかと…。
国民の血税でおまんまを喰ってる輩がどうしてこの程度の考え方しか出来ないの?と不思議でなりません。国沢さんが仰るように“もっと他の方に頭使えよ”と言いたいです。
『馬鹿に権力を持たせるとロクな事がない』とはよく言われますがどうしてこの面々はこんな時代錯誤なコトにこだわりたがるのか、がわかりません。
国交省のお役人さまにとって利権と天下りの宝の山なら、庶民にとっては制度新設はやってもらわないほうがよろしいのですが。といって道路公団の民営化も総裁の複数化とトンネル天井の検査の放置でしたし。
まさに同じ思いでいっぱいです。
国交省が認識していないとはとても思えません。
オタンコと決め付ける前に国交省の思い、気にしているところについて取材はできないものでしょうか。