警察は治安維持を!

大地震から時間が経過すると共に、被災地で発生するだろう事象は刻々と変わっていく。大きな問題となる前に手を打っていくべきだろうけれど、政府を見ていると期待しちゃイケナイかもしれません。ただ治安の維持は警察の仕事だと思う。これを市民自らやらなくちゃならないようだと、もはや警察なんか不要。

幸い大事に至らなかったものの、ガソリンスタンドの給油待ち渋滞ではケンカなど多発。なのに少なくとも警視庁は無視を決め込んだ。給油待ちで大混乱している最中、ガラガラの交差点で右折禁止を取り締まっている始末。都内のガソリンスタンドの数など知れたもの。1拠点に1人づつ警官を配備すべきだった。

また、東京23区内は機能停止させられない施設多いため、大半が計画停電の対象になっていない。
こういった地域でヒマしている警官を計画停電する地域に派遣し、交通整理や見回りをさせたらいいと思う。実際、計画停電を行っている地域で交通事故は多発している。消えている信号は見逃しやすいのだ。

停電地域での注意点をまとめてみました

停電の無い西日本(富士川〜糸魚川以西)の警察は、いわき市に代表される治安の悪化が心配される地域で活躍していただくよう切にお願いしたい。避難勧告を受けた原発の20km圏内はドロボウの良いカモになっていると予想される。夜間に津波で被害受けた地域に入っていく輩だって怪しい。

クルマ関係で問題になりそうなのはパンク。ガソリン行き渡りクルマの動きが出てくると、おそらくパンク増えると考えます。阪神淡路の時もそうでした。もしそう
いった話が出てきたら連絡下さい。タイヤメーカーに依頼し、レースやラリーのサポートチームを1地域に1チームくらい出せると思う。

海水に濡れた車両をそのまま使っていたり、やがて車検や自賠責保険が切れる車両だって出てくるだろう。こういったクルマの管理も必要。当然ながら国交省の特別措置などあり得ない。自動車メーカーはディーラーに指示するなりして避難所などの車両をチェックし、簡易点検くらいしたらいい。

その他ボランティア活動も質を変化させていく必要ある。ここ数日で食糧についちゃなんかと回り出すと思う。次はお風呂。中越地震の被災者も自衛隊のオフロを猛烈に喜んでました(オフロまで乗せていく活動をしました)。避難所の簡易図書館や、気持ちを和ませるための映画上映なんかも有用です。

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1 Responses to “警察は治安維持を!”

  1. かず より:

    気仙沼の金融機関から、4千万円盗まれたニュースも一昨日有りました。
    (`ヘ´)
    阪神大震災の時も、そごう神戸店の貴金属類売り場が盗難に合いました。
    この事件は、逮捕されました。
    ところで、各警察本部からの派遣隊が活動しているはずですが、阪神大震災の時と違い被災地が広範囲です。
    行方不明者数が莫大で、不明者捜索にかなり人員を当てているそうです。
    検視官の人数も史上最多のはずです。
    これだけ投入しても人員が足りないのは、理解出来ます。
    数日前、治安対策の応援派遣を警視庁もしていました。
    それでも、人員が足りないようです。
    官邸に対策本部を作らない方が、良かったかもしれません。
    すべてこの官邸に、指示を仰ぎ決済を取らないといけないようです。
    現場の声、
    官邸に行ったきりみたいです。
    いっそのこと、被災地各都道府県警本部長と警察庁だけで、物事決めさせてあげてはいかがでしょうか。
    仕切れない指揮本部はもう要りません。
    仕切れない政治主導ならもう要りません。
    現場の苦しみ判らない親分は、もう要りません。
    もう2週間目です。
    恫喝する大臣や、疲労困憊の官邸には事後報告の形式でその報告は厳守とし、暫く現場の判断決断に委ねるべきです。
    被災地に赴く事に躊躇は無い職域の防衛・警察・消防です。
    彼らは、プロです。
    今はプロに任せるべきです。

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