警察ダッチロール
地元で「開闢以来の天才や秀才と言われ、国家公務員一種を取った人達」をTOPに持つ警察がダッチロールしている。国の警察組織をまとめる『警察庁』は突如「自転車は本来車道を走るもの」という原則論を持ち出したのだけれど、早くも東京都の警察組織である『警視庁』から「車道走行を強要せず」と裏切られた。
そらそうだ。誰がどう考えたって東京の都市部で自転車を車道に追い出すことなど理不尽。そんなこと出来ない、と言い換えてもよい。今回の件、おそらくエラい公務員様か、政治家か、その関係者から「歩道で危ない思いをした! 自転車を何とかしろ!」という天の声が出たんだと思う。拙速に動いちゃったワケ。
「自転車は車道を走れ」と発表してみたら超激しいバッシングを喰らい、こりゃ無理だとい
うことになったのだろう。先進国に見える我が国なれど、政治家や役人がやってることは開発途上国レベル。アキれるのみ。とはいえ今回最大の恥をかいたのがメディアだと思う。本来なら真っ先に「突如そんなこと言うな!」でしょ。
なのに安直にお先棒を担ぎ「自転車は車道を走るべき。歩道の自転車は危険だ」とやっちゃいました。警察庁が「自転車は車道を走れ」と言った日に「警察がおかしい」と報じた大手メディアは見事に一つも無い。考えてみたらメディアのTOPは国家公務員一種に憧れていた人達だったりする。皆さん権威主義ですから。
高速道路で歩行者に注意しろ、というのも警察高官の思いつきだと思う。これまた素直に報じちゃうメディアってどうか? 警察の発表をそのまま報じるのであれば、こらもうメディアでなくPRだ。第2次
世界大戦中の大本営発表をソックリ報じた新聞と同じ。我が国をダメにしている構造が浮き彫りになります。
・ECOカーアジアは「ECOとスポーツカーは両立する?」
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震災発生から数カ月間、日本のTVCMはAC一本やりになりました。おかげであの時に流されていたACの内容は殆どの国民が身にシミついていると思います。
自転車は今のところ免許証制度がないのでマナーはないのと同じ。であればACのCMでくどいまでに流せばいいと思います。自転車で歩道を走る時に注意すること、携帯しながらはだめなこと、事故で歩行者を死亡させてしまった運転者の嘆きなどを時刻をきめてどのチャンネルにしてもその時だけはACのCMだけというように。
自転車に乗る年齢層を考えると今のダッチロール状態などさっぱり理解できず、人がやっているからいいやで何でもOKになっていると思います。
バイクで膝を怪我して以来自転車に乗ったことないし、乗れないので自転車に疎いんですが、聞くと不毛な議論な気がしてなんだかなぁ。 なんもかんも役人、警察機構に指導されなきゃいけなかったり国と国民のモラル自体… 大丈夫か日本? 昔は知りませんが、書物や物語や小説だと、もっとモラルなどまともだった気がするのは気のせい?
流石です。
見事に国のお先棒を担ぐメディアの問題をえぐって頂きました。
でもこのメディアを責める話、見渡しても指摘しているのは親方のみ。
大半の報道が件のメディアを通すのだから、当たり前か。
恐らくこの自己矛盾、当事者は皆素知らぬ体で、フツウに流してしまうでしょう。
こうなると低コストで意見発信できるインターネットの偉大さを感じずにいられないです。
書き手と読み手が一定程度のモラルを持てば、最良のメディアじゃないかと思ってしまいます。
ネット情報で優位なのは、その速報性
その情報が正しいのか、嘘なのか?は別にして、誰でも気軽投稿できる、速報性に関しては、
既存メディアには、到底太刀打ちできない事です。
既存メディアは、このネット情報を、追い掛け取材をし、その真相(真意)を明らかにする事。
公平中立な立場で情報を発信し、その結果、横並び報道が当たり前ですと言うようなメディアに存在価値はない。
既存メディアこそ、自分の足で現場取材をし、自分の意見を述べ、広く読者に問いかける姿勢が大切だと思います
震災後に、国沢さんが言われていた(泥棒)や(車フィルター)も、今頃になって報道かよ・・・と思います。
まあ天下のNHKが、原発でバカな報道をしている時は、腹が立って仕方なかったですが・・・
ネット情報は、表面的でその場限りなので、自分で裏付けや深い追いが必要ですが、原発報道後、既存メディア
に期待はしていないので
つくづくバカですね警察は[E:sign01]いや、お役所なんてみんなそんなモンでしょうがね、一地方公務員として思う所では。
しかし、政治家の「天の声」は立場を悪用した政治家連中に気骨のない役人がいうままにされるか狡く利用するといった所でしょう。前者の例としては、今回の震災で自衛隊を(そんな権限もないのに)召し使いのようにあれこれ「命令」する国会議員もいたし、そんな無理難題を自衛官が上手く退けられなくて良いように利用されてた様です。後者の例は、公務員給与削減と人勧(人事院勧告)に関わる人事院の策動や何より消費税上げに走る財務省のモロ傀儡になっている野田首相が典型ですね[E:sign01]
すべての原因は、この国の役所の悪さや国民の行政への不参加に行き着くと思います。この先遠くない内にこの国の財政は間違いなく破綻します。それまで増税なぞさせずにむしろさっさと財政破綻させて、財務省の企む全く国民の約に立たないザルに湯を注ぐごとき増税を事前に防ぐべきでしょう。ハナから消費税上げたくらいで「財政再建」なぞ到底無理だというのは国債残高と税収を見れば判ると思います。つまりウソなのです。役所が国民のために仕事をしているなぞ、少なくとも国や警察に限っては白々しくも完全なウソ、地方だってロクなもんじゃないのに、国民はなにもしないんだから自転車交通一つとっても馬鹿馬鹿しいのは当然なんだと思います。
…警察庁が件の原則論をブチ上げた時の大手メディア屋さんの報道は、事実を淡々と伝えつつも同時に近年の自転車vs歩行者の事故の話も織り交ぜて「ようやく警察が動いてくれました。これで悪質バカ自転車乗り絡みの事故も減って自転車マナーも向上するでしょう」みたいな警察庁寄りの内容でしたね。
ただ『週間プレイボーイ』は最初から一貫して警視庁のこの方針には懐疑的でした。実際に都内の「危険スポットを走ってみた!」なんて記事を載せて「これは無理だろ」と訴えてましたね。…以前も記しましたが、この雑誌は一般には「頭悪いエロ本」のイメージで認知されてますが(笑)、時事問題に関する記事は硬派で筋が通った見事な「正論」です。この辺りは『裸で稼いで堂々と書くべき事を書く』のポリシー通り、非常に真面目です。キチンとリサーチも裏取りもしてます。この「権力におもねない」姿勢を非常に評価してますので毎週買って読んでます。グラビアはあんまり見ません(笑)。
少し前に大手メディア屋さんの「歪んだ権威主義」をバッサリ切って捨てたのも『週間プレイボーイ』でしたね。何でも大手メディア屋さんの超エリート政治記者さん達はとんでもなくエリート意識とプライドが高く「俺達が正義!」と思い込んでるそうで、「政治家や政府高官の『失言』をスッパ抜いて『ターゲット』を失脚させたり辞任させたりするのに血眼だとか。なので「絶対オフレコでね」なんて条件下で言った一言が翌日の全国紙の一面を飾ってたりする。そんな現状を『週間プレイボーイ』は「エリート政治記者達が自分達の歪んだ正義感や同じ『国家一種持ちなのに権力者になっていい思いしてる奴等』に対する嫉妬と歪んだ敵対心を満たすための姑息で醜いヤリ口にやられる政治家達はある意味で被害者と言える。記事のネタが非公式なオフレコ発言なので肝心の「この人はこう言った」の発言内容の一言一句が各紙バラバラで「ホントに同じ取材源か?」状態なのがその証拠」とスカッと切っちゃってました。
小林 英弘さん同感です。
『週間プレイボーイ』は、清水 草一さんの出身母体ですね。
そう言えば、『戸塚マスク』なんて企画も有りましたね。
ただ。広告収入激減で、取材(費用)能力激減の出版社が、裏を取れるのか?疑問が有ります。
部数NO.1のベストカーでさえ、広告収入激減で通販してますよ。
グーグル(検索業者)とかが、ネット広告収入を独占し。(広告費はネットへ流れている)
(だから)著作者が正当な報酬を得られない。
隣の韓国で、雑誌の付録がすごいのも、ネットのタダ情報のせいで、雑誌が売れないから。(雑誌の生き残り戦略)
近い内にTVは、番組内で商品紹介&視聴者プレゼントがセットの放送形態に成ると思います。(ネットにタダで流されても、ネット視聴では視聴者のメリットが減る)
タダ売れないのでなく、情報をタダでカスメ取られる。最悪の状況なのです。
以上。