軽トラックで高速道路をイッキに490km走ってみました。果たしていかに?
知り合いの引っ越しのため冷蔵庫や洗濯機などを運ぶべく中身ハイゼットのサンバーでイッキに490kmを走ってみました。こう書くと「赤帽運輸じゃ当たり前」みたいに思うかもしれないけれど、私としちゃ軽トラックの最長不倒。果たして快適な移動が出来るのか、それとも厳しい修行になるのか? 結論から書くと「赤帽運輸。サンバー無くなって苦労してる?」。
今のところ外観は完全ノーマル
近所を走るくらいじゃ「少しサスペンションが硬いですね」程度で快適なサンバーながら、高速道路に入って驚く! 80km/hを超えると真っ直ぐ走らないのだった。かといって80km/h以下で巡航しようとすれば大型トラックが次から次へと迫ってくる。キケンがアブナイ(笑)。スバル製のRRサンバー、横風が無ければ100km/hで真っ直ぐ走った。
タイヤは実用本位
足回りがピョコピョコするのにもマイッタ! ノーマルだと厳しい修行です! もしこれ1台でやらなければならないのなら、すぐさまネオチューン! そして145R12サイズのタイヤを165/65R13にグレードアップしてホンのわずかでいいからトーイン少し付けたい。AT車なら後付けのクルコンを付ければ高速道路のロングドライブも楽チンになると思う。
何とヘッドライトはLED!
意外だったのはエンジン。3気筒をお尻の下に搭載しているため振動や騒音で悩まされると思ったけれど、長い登り坂で6000回転(4速100km/h。タコメーターないためそれ以上回らなく回転数)をキープしてもストレス無い。というか積極的に「バランスいいね!」と驚く。高速道路なら登り坂でも何とか100km/h巡航出来る動力性能を持つ。
素晴らしいのが居住性。「グランドキャブ」(ハイゼットはジャンボという超ダッサイ呼び方)とネーミングされた大型キャビン仕様ということもあり、身長183cmの私で普通のドラポジを確保出来る。標準だとリクライニング出来ず窮屈。さらにDパックくらいの荷物なら背もたれとキャビンのスペースに積めてしまう。けっこう実用的です。
自動ブレーキはステレオカメラ式。私の年式だと対車両&歩行者に対する自動ブレーキ程度のスペックながら、最新モデルは昼夜稼働するフルADASシステム付きになる。コーナーセンサーやハンドル切った方向を照らすシステムまで標準で付く! 軽トラックもスンゴイことになってますね。乗り換えたくなった。価格は5速MTで124万3千円。隠れた名車だ。
燃費は高速80~100km/hで14~16km/L
セカンドカーとして使うのなら何の不満もなし! やっぱり軽トラって偉大です。車高を少し上げてオールテレーンタイヤに交換。少し上級のオーディオ付けてネオチューンしたら相当の満足度かと。未試乗ながらハイゼット・デッキバンのMT仕様(132万円の最廉価グレードにのみ設定されている。サンバーは無。泣)が絶版になるときに注文し、本当の上がりグルマにしようと思う。
<おすすめ記事>