軽自動車の後席の危険性について知っておいて頂きたく
下のカタログ写真を御覧頂きたい。車種は意味なし。軽自動車のためリアシートながら、白ナンバー車であってもギリギリ詰め込んだ3列目シートだと、シートとリアゲートの距離はこんなモンだと思う。この状態で追突されたらどうなるか? トラックのような車種にヤラれたら、変形したリアハッチが後頭部を直撃することに。
ちなみに写真は停止時に室内でくつろいでいる、という設定だろうから問題無し。止まっているときは自由に過ごせばよかろう(カタログに載せるとマネされる危険あるので好ましくはないです)。ただ走行中、こんな姿勢で乗っていたら危険。リアシートのリクライニングなどもってのほかである。リアハッチとなるべく距離を取りたい。
また、追突してきたのが乗用車であっても、写真の場合、右のピラーの内側に当たったらシートベルトはロックされるため、着装していたら身体がつぶされることになる。リアのラゲッジスペースに硬い荷物を積んでいるような時も、後部の変形量大きければ乗員の背中部分を強く押すため安全と言えまい。そもそも実車試験をしておらず。
リアシートのスライド機能ある車種なら、足が当たらないギリギリ前のセットを推奨しておく。チャイルドシートを付けるときも同じ。なるべく前にセットしたい。車体後部は比較的頑丈に出来ているため、10cmとか20cmだけクラッシャブルゾーンを確保するだけでけっこう違ってくる(シートベルトで潰される危険性を含む)。
マツダCX-8の素晴らしさは、3列目シートの追突安全性も十分考慮。実車試験まで行い確認している点にある。何の試験も行っている車種の場合、将来のある人は3列目シートに座らせないこと。私が孫と乗るときは、私の運転担当以外(停止するときはミラー確認する)、必ず3列目シートに座ります。
<おすすめ記事>