追加ジェイド253万円は厳しい

旧体制下でのホンダの商品戦略は明らかに大きなカン違いしていたと思う。いや、6月1日までだから現在進行形ですね。どう考えても1,5リッターターボ積むジェイドの253万円はお買い得感という点で薄い。100歩譲って普通のジェイドが人気車なら十分通用する価格設定かもしれません。

されどジェイド自身、新車効果バリバリに残っているハズの4月ですら3桁の販売台数に留まってしまった。この時点で明確に「ジェイドは不人気車である」と認識し、違う作戦を立てなければならなかったと考えます。新体制が始まっていればキャンセルや大幅な戦略の変更も出来たことだろう。

このあたりが組織の難しいところ。厳しいと解っていても動き出したら止められないのだ。そもそもシャトルという明確なコンセプトを持つリーズナブルなモデルを身内で持っており、カンペキにキャラが被さってしまっている。3列目シートがある、と言われそうだけれど、実質的に狭くて使い道無し。

仮に3列目シートを使いたいなら、クロスオーバー7の方がずっと満足度高い。もっと言えば、ストリームをそのまんまリニュアルしたようなクルマにしてもよかった。ストリームの3列目のシート、このクラスの乗用車型ミニバンに決定的な影響力を与えたほど優れた設計でしたから。全く理解できない。

直近のホンダを見ていると、いろんなブブンが理解できない。F1やWTCCの参戦状況だって技術レベルを世界中にアピールしているようにしか思えません。新型タイプRは2リッターFFニュル最速を大アピールしてるのだから、ニュル24時間にを出して大暴れする、なんて大暴れが出来たのに。

自動ブレーキも大幅な開発遅れを来しており、最新タイプですらスズキの軽自動車に採用したタイプより高くて性能低い。6月1日からの新体制に期待したいと思う。

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