金曜日1本目のスタートから7km地点でドライブシャフトがボッキリ折れてラリーが終わりました

1年掛けて準備してきたラリージャパンながら、金曜日1本目の7kmくらいでドライブシャフトが折れ終了していしました。どこに当たっていないし、ミスだって無し。むしろ自分でも納得できる7kmだったこともあり、リタイア直後は「あらま」くらいの受け止めだったけれど、時間の経過と供にヘコんでくる。私だけの問題じゃなく、チームや監督や手伝ってくれる皆さんにとっても終わりなのだ。

私は「ラリーの神様」がいると思っている。今回、アルピーヌと全く連絡が取れなくなりブレーキローターやパッドを入手出来なかったり、直前になってハイブリッド車用の消火器が必要になったり、前夜にヘルメットのやレーシングスーツの問題出たり、何度か「走れないかもしれない」になった。でも全て正しく奇跡的に解決策が見つかる。神様から「走ってよい」と言われたんだと思う。

シェイクダウンで2回ほどコースアウトしそうになった時も立て直せた。望外に良いタイムが出た。スアジアムで行われたスーパーSSは、ミス無く楽しめた。でも本格的にラリーが始まってすぐ今までにないカタチであっけなく終わりです。ちなみに「ドライブシャフトくらい交換しておけ」と思われるようだけれど、寿命は1500km。現在400kmほど。次のラリーで交換と思っていた次第。

予備は左右で50万円。様々なスペアパーツを用意できればいいけれど予算不足でした。ということで土曜日と日曜日はサービスにクルマを置き、見に来てくれた人とラリーの話などします。ドライブシャフトと記念撮影も可(笑)。日産自動車大学校の学生さんは、メカニックの横島さんと米山さんがラリー1車両のサービスを間近で見られるリモートサービスに連れて行ってくれる。素晴らしい勉強になると思う。

来年だけれど、3年計画だったため今年で止めようと思っていた。でも補助灯買ったり(一度も使わず)、ヘルメット買ったり。気持ちが残ってしまっている。人間万事塞翁が馬。ラリーの神様次第かもしれません。いずれにしろ今回厳しい厳しい修行になったけれど、それでもラリーが嫌いにならない。改めてけっこう気合いの入ったラリー好きなんだな、と思いました。コドラも私も無事で何より。

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