鈴鹿の5時間S耐、38年ぶりの本格的なレースでした! 鈴鹿で本格的に走るのも38年ぶり!

週末は1985年のJTC(全日本ツーリングカー選手権)以来38年ぶりとなる本格的なレースに出ました。ほぼ浦島太郎状態! コースも変わっているし、舗装も変わっている。ライン取りのコツ(アンジュレーションや凸凹を使う)だって全く違う。ヘルメットは気がつけば無線交信可能。のどが渇いたらドリンクまで飲める。一番下のクラスながら、1980年代のTS1300に近い速さです。

いろんな意味で面白い! この歳になって娘と孫の中間くらいのお嬢さんに傘をさしてもらうなんて夢にも思っていなかった~。取材とかでこんなことしてるんじゃなく、本物ですから! ラリーはWRCだってお嬢さんいない。楽しんでると「あんたはラリーとレースのどっちが好きなんだ!」と言われそうながら、犬も猫も魅力は違う。しゃぶしゃぶとすき焼きだって選べない。

走ってみても面白さが違う。走った動画とデータロガーを見ながら細かいパワーのかけ方やブレーキの踏み方などを研究し、ムダの走りを追求していくと、なるほどタイムは縮まっていく。ラリーと違いコーナーで100%タイヤ性能を使わなくちゃならない。グラベルだったらダートラの走り方に近いと思う。いずれにしろ100%使ったら路面状況変わって飛び出すラリーと違います。

新しいスタイルドライビングを覚えなくちゃならない。38年前は同じクルマならTOPドライバーと富士で0.5秒。鈴鹿でも1秒は離されなかったのに、18周走ってやっと3.7秒遅れ。あと18周走ったっておそらく2秒落ちくらいのタイムしか出ないと思う。それでも先日の富士のテストディと比べたら大井から「消費期限切れのドライバーにしちゃずいぶん上達したねぇ」とからかわれた。

鈴鹿の1本目は最大脈拍数180になったが、2回目で170。予選は154まで下がった。急速に慣れてきたし、走ってて楽しくなってきた。この年齢になっても伸びしろがあるのね、と思った次第。そんなこんなで久々のレーシングドライバーをしていたら、スタートグリッドに佐藤さんが来てくれた。相変わらず元気! 週末もメディアの皆さんと楽しそうに歓談してました。

メディアと言えば今やスーパー耐久に来ないメディアは”もぐり”のような雰囲気になっており、元気の良い存在感のあるメンバー勢揃い! 朝にも書いた通りスバルの大崎次期社長はいるし、トヨタは中嶋副社長もスモールカーカンパニーの新鄕プレジデント(この方はヤリスのワンメイクレースに出ていた!)はいるしモリゾウさんはいるしで、取材対象に事欠かず!

ということで私の38年ぶりのレースウィークながら、いつでも乗れるようにスタンバイしていたものの残り1時間弱のタイミングで同じクラスのロードスターに乗る山野さんが最高速の出る場所で(130Rとシケインの間)激しくクラッシュして赤旗終了になってしまいました。山野さんの怪我の状況は不明ながら、とりあえず命に別状ないということで一安心。すぐ復帰することを願います。

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1 Responses to “鈴鹿の5時間S耐、38年ぶりの本格的なレースでした! 鈴鹿で本格的に走るのも38年ぶり!”

  1. アミーゴ5号 より:

    同じ2ショット写真でも、レースクイーンよりも佐藤新社長との写真の方が、収まりが良いデスね!

    と感じるのは、レースクイーンに並んで貰ったことのないアラ還親父のヤッカミです。はい。
    ヘ(゚∀゚ヘ)アヒャ

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