限定中型?

御存知の通り6月から自動車免許のシステムが改訂される。最大のポイントは「中型」という区分が出来ること。従来、普通免許を持っていれば8トン(車重+積載量)まで運転できたものの、6月以降取得した人は5トン(同)までしか乗れなくなる。イメージとしちゃ2トントラックまでです(今後2,5トン積トラックが増えると言われる)。また、5月までに取得した普通免許を持っている人は『限定中型』というカテゴリーに属す。何を限定されるのかというと、乗員数。限定中型だと今までの普通免許と同じ11人乗りまで。単なる中型は29人乗りまで運転可能。ちなみに限定中型の「限定」を解除しようとすれば、5時間の教習受けるか試験場で限定解除の試験受ければOK。逆に考えると、今まで大型免許を必要としたマイクロバスを限定解除すれば運転できるのだった。現在普通免許を持っている人にとっちゃ朗報です。

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1 Responses to “限定中型?”

  1. 真鍋清 より:

    2トントラックの4ナンバー仕様。この辺が総重量5トン未満で新・普通免許で乗れる上限のサイズとなるからには、小型トラック領域の軽量化技術が進化するかも。いやそうそう上手い話はないのかも知れません。
    2トントラックといえば、いつも「新聞輸送」の2トン積みが首都高や外環道を120-140km/hでかっ飛んでいるイメージが条件反射で浮かぶ小生ですが、総重量5トン以下に140-150馬力の5L内外のディーゼルを搭載した彼らエルフやキャンターの2トン標準ボディトラック群は馬力荷重の関係から言っても「トラック界のホットハッチ」という感が否めず毎回感心させられます。
    そんな「小粒ながらもピリリと辛い」2トン車は見ようによって「VWポロGTI」「ヴィッツターボ」にも「インプレッサ/ランエボ」にも「ミニクーパーS」にも取れますが、いずれも空荷ならヤバい駿足ぶりで我々乗用車ドライバーは素直に道を譲らねばならないのは技術の進歩であるのと同時にあれこれ考えさせられます。

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