非常口席の前に荷物置けるANAウイングスに乗ると日本の劣化やポンコツ度合いがよ~く解ります

ANAのカッコで飛んでいる『ANAウイングス』という会社がある。羽田から八丈島もそうなのだけれど、乗る度に「日本はポンコツになってきちゃましたね」と思う。というのもANAと違う安全規定なのだった。しかも世界で例無し。私が知る限り、こんなことを許しているエアラインは存在しないです。おそらく「安全」ということを考えることすら出来ないようだ。

考えてみたら誰だって非常口席の床下に荷物置くことの危険性が想像出来る。上の写真を見ても解る通り、非常口ドアには「荷物禁止」のステッカーがしっかり貼られている。なぜ危険か? 二つあります。まず「ジャマになること」だ。非常脱出の際、ここをたくさんの人が通る。荷物あれば躓く。二つ目は「自分の荷物もって逃げそう」。これまた脱出シュートの使用時に問題。

2回くらいキャビンアテンダントに「非常口席の床に荷物は置けないのでは?」と聞いたのだけれど、2回とも「前席のシート下に入れれば問題ありません」。ANAウイングス、マヂで問題ないと判断しているようなのだ。以後、私は自衛のためANAウイングスが運用している路線に乗るときは、非常口の窓側か、乗員用の非常口がある近所を予約している。焼けて死ぬのは好みじゃない。

こう書くと「例外じゃね?」とか「離陸してからでしょ」みたいな人もいると思う。動画も撮ってみました。タキシング中です。直前にキャビンアテンダントが安全確認してました。本当にANAウイングスの非常口席荷物置きは容認されているのだった。日本がポンコツになったことを実感します。そういえば八丈島の運用はもう一つ名物がある。手荷物検査の遅れによる遅延だ。

とにかく遅い! なかでも満席の時は手荷物検査のため飛行機が遅れることだって珍しくない。驚いたことにカイゼンする気は全くないらしく、私が初めて八丈島に行った2022年9月から進化しておらず。ちなみに今日もカンペキに遅れそうだったものの、ANAウイングスの職員に「今日もディレィですね」と言ったら突如てきぱきし始め、出発時間の17時25分ピッタリに全員通過。

乗客は全員揃ってます

誰がどうやって検査の下請け業者を選んでいるか不明ながら、通過時間と人数を考えたら簡単にペース解るし、逆に人数分を時間内で裁くことを考えるハズ。ここもポンコツ日本の先駆けです。ANAウイングスの素晴らしさも書いておく。八丈島空港、日本一欠航率が高いほど難しい。でも一度も事故無し。パイロットさえ事故を起こさなければ緊急脱出もないから問題ないって?

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1 Responses to “非常口席の前に荷物置けるANAウイングスに乗ると日本の劣化やポンコツ度合いがよ~く解ります”

  1. トヨタ車ユーザー より:

    工場・オフィスでも、学校でも、非常口・消火栓・火災報知機の周辺は何も置くなと周知されています。
    そんなことから直感的に「それはおかしい」「置いてはいけない」と気が付きそうなものですが、何か起きないとわからないものなのでしょうか。

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