韓国で年収に驚く
円高で苦しむ日本に対し、韓国は通貨であるウォンが安いため強い国際競争力を持つと思っている人も多いことだろう。しか
し！ 韓国に行ってみたら、案外物価高い。もちろん庶民的な食堂など日本の７０％程度というイメージながら、こぎれいな店で販売されている物品や食べ物は
日本と変わらず。
年収を調べてみて驚いた！ 現代自動車の平均年収は１円＝１３ウォンという円高ウォン安にもかかわらず６１８万円（８０００万ウォン）。起亜自動車といえば親会社より高い６３４万円（８２００万ウォン）。製造業で高い部類に入るサムスンの男性社員など７６８万円（９９３０万ウォン）に達しているという。
参考までに我が国の平均年収といえば（細かい計算方法は違うと思う）。トヨタ７１０万円。ホンダ６９７万円。日産６２７万円。スバル５８５万円。三菱自動車５４３万円。適正な円とウォンの為替レートだと言われる１円＝１１ウォンで計算すると、現代自動車７２７万円。起亜自動車７４６万円といった具合。
ウォン安が続いているウチに好況＆インフレとなり、物価だけでなく給料も上がったのだという。もはやウォン安でもなんでもない。ウォンの為替レートはこのまま続くと考えるべきだ。なのに韓国車の価格競争力を見ると依然高い。なぜか？ 下請けや孫請けが頑張っているからだと考える。
つまり今の韓国を見ると、高年収層と比較的低い年収層がバランスよく混ざっていると言うこと。自動車メーカーは日本並みの給料を貰っている反面、時給
４００円で頑張っている人もいるということです。急成長下だから許容されるのか、韓国の文化なのかは微妙（ただ最近は労働争議も急増している）。
依然として日本の技術者が（リタイヤした人だけに限らず現役も）韓国に行って仕事をしているケースも多いという。この人達は週末２日間で２０〜４０万円ものギャランティを提示されるらしい。まぁ見事に「負のスパイラル」となってしまっている感じ。当分韓国勢の快進撃は止まらないかな、と思った。
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あれっ！師匠、意外にも韓国のサラリーマンの年収はご存知なかったみたいですね。僕は義理の弟が韓国人なので数年前に韓国人サラリーマンの平均的な稼ぎを聞いて通貨危機を乗り越えるのみならず、日本を本当に追い越す韓国を実感してましたよ。まあ、その分目茶苦茶に学歴と能力の競争社会ですが。
現代が日本の生産方式を止め、独自の生産方式を確立したとの報道を見ました。
それは、組立て作業を小さい工程に細分化し、作業を単純化。改善は専任チームが行い作業者は単純作業に特化する。
「リモートコントロール方式」と呼ばれ、世界中の生産ラインにカメラを設置し、設備故障時はオンラインで韓国本社の専門チームが遠隔指示を与え復旧するというものでした。
それは、韓国が日本の雇用形態と違い、努力してスキルアップしても待遇が改善されず、日本の生産方式がかえって現場を混乱させたそうです。
現代から「リモートコントロール方式」等、学ぶべき点が沢山あると思います。
でも・・・
作業者の人はそれで良いのか・・・
幸せになれるのか・・・
日本企業の一部では40年以上前から企業内訓練校を作り、経済的に高校進学が難しい中学卒業者に自立できる金額の手当てを支給し、技能教育をしながら高校卒業資格が取得できる活動を行ってきました。卒業後は正社員として定年まで経済的に不安なく家族を養っていける環境を作っています。
同時に、様々な仕事を経験し、スキルアップによるやりがいが感じられる仕組みを作っている。
現代が躍進し「どちらが正しいのだろうか？」と、ずっと考えているのだけど、自分はやっぱり、人間を完全なロボットとしか捕らえないシステムが、みんなの幸せにつながるとは思えないんです。
「何の為に、誰の為に、クルマを作るのか」
クルマに乗る人に喜んでもらって
仕事を通して、働く人が成長する喜びを感じて
エリートじゃなくても一生懸命頑張れば、定年まで不安なく家族を養え
みんなが暮らす町が豊かになること
震災で町が壊滅し、多くの方が職を失い、親を失ってしまった子供達が沢山いる。
そして、原発の影響で避難所を転々とさせられている方々がいる。
復興に向けて自動車産業ができることはきっと沢山あると思う。電池技術、スマートグリッド、自動車産業の持つ強みが発揮できる領域。これらの技術で世界をリードして東北に雇用を生み出し、原発に依存しない安心安全な社会を作って欲しい。
僕は考えは逆です。
何度も言っている様に、昔のチューンのニトロの様なモノと考えます。
一時的には良いけれど、じきに息切れしますよ。
何故か？第一は人口流出。特に優秀な人間が海外企業に就職し韓国に帰らない。
その次が、企業の創業者による独裁。
創業者が元気な内は、独裁の方が大躍進しますが、後継者が育たない。
創業者（カリスマ）が死んでドタバタした企業（ホンダ・松下等）多いですよ。
さらに、世襲も起こっているし。
世襲は組織の腐敗の第一要因です。
以上。