韓国マンドゥのダンパーに驚く! 部品業界は劣勢か?
いやいや驚きました~! XC40の乗り心地があまりに良いため、使っているダンパーはザックスかテネコだと思っていた。開発チームに「どこのダンパーですか?」と聞いてみると「マンドゥです」。どひゃ~! 韓国ですね。どうやら新しい技術を投入した最新世代のダンパーらしい。信じられぬ!
なんせ下を見てKYBの50倍は良い。レクサスIS-Fで使っている100万円超えの韓国ザックスより良い雰囲気を持つ。どうやらザックスの技術者をヘッドハンティングし、パクッたらしい。XC40はグレードによって単筒式と複筒式を使い分けているのだが、どちらもストローク感あって私ですら「いいね!」。
KYBもショーワも日立もアカン! 圧倒的に後発のマンドゥにカンペキ抜かれた。どうしてなんだろう。日本の自動車メーカーはマンドゥの新世代ダンパーをぜひ試してみるべきだと思う。すでにマンドゥ使ってるエクストレイルなど、目からウロコが落ちるような乗り心地&上質感になることだろう。
なぜ日本のダンパーは進化しないのか? こらもう簡単。現状で良いと思っているからだ。文句言う私のような存在を全く認めようとしない。あまりにケツの穴が小さいです。ホンダも韓国ザックスでなくマンドゥを試したらいい。天下り先のショーワだけでなく韓国ザックス使ったイキオイでマンドゥだ。
もはや「なれ合い」や「お手々繋いで一緒に歩きましょう」をやっていたら、カンペキに出遅れる。自動車メーカーは世界の自動車メーカーとガチンコ勝負してるのに、ダンパーメーカーが系列に守られているのっておかしいでしょ。KYBやショーワの目が覚めるまで、マンドゥを使うのもいいと思う。
それにしてもマンドゥ、なんでこんな良いダンパーを作れるようになったのだろうか。エクストレイルに使われている世代までの、マンドゥ製ダンパー、KYBよりマシながら決してホメられるレベルじゃない。先代エクストレイルの韓国ザックスの方がずっと良かった。向上心があるということか?
そういえばアメリカ生産のカムリのダンパーは良かった。聞けば「実はKYBなんです」。アメリカ工場のKYBらしい。日本には導入されていない19インチ仕様のハンドル握ったら、KYBと思えないくらい良い。日本仕様のカムリに使っているKYBと違うのか聞いたら「全く同じです」。ホントか?
カムリの評価は「辛抱タマラン」「ガマン出来る」「いいね!」の3通りのウチ、真ん中。カムリも新しい世代のマンドゥを試してみたらいいと思う。ダンパーはクルマの乗り心地や質感に決定的な影響を与えるのだった。クルマの足回りで最も重要なパーツだと認識している。ダメなダンパー使ったら良いクルマにはならぬ!
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