驚いた事にフロンクスの安全性について書いたらかばう人が少なくない。だから日本厳しい

フロンクスに限らずスズキの衝突安全性は以前から多くの問題を抱えている。なのにかばう人が少なくないから驚く。おそらく”クルマを持っていないスズキ好き”か”スズキだったら何でも無問題”の人が自分の空想世界の中で応援したいんだと思う。自分でクルマを運転したり乗る機会多ければ、同じサイズや価格帯であれば衝突安全性は良い方がイイに決まってる。

BYDで一番安価なモデルすら★5つ

私ら若い頃はシートベルト無しで衝突基準なんか無いに等しいクルマを任意保険無しで乗っていた。イチジクの葉っぱで急所を隠す前の人間と同じ。一度パンツ履いたら無しじゃいられなくなります。安全基準が低くても平気な人ってパンツを知らない時代を生きているんだろう。閑話休題。そもそもオーストラリアのNCAPでBYDのシーガルすら★5つを獲得しているのだった。

今回、★一つになった最大の理由はリアシートベルトが伸びきってしまったこと。この対策をしたら販売は再開出来るようだ。対策したとしてもスズキの実力は★3つレベルである。ちなみに日本ではリアシートの安全基準が存在しないので法規的に問題無いとスズキは考えているのだろう。ただ現在フロンクスの受注を停止している。もしかして対応しようと考えてるかもしれない。

いずれにしろ日本もリアシートの試験をNCAPで行うべきだと思う。困ったことにメディアでリアシートの安全性について触れることは”ほぼ”無い。忖度しているんだろう。軽自動車を見てもスズキやダイハツは安全性が高いプリテンシートベルトをリア席に採用していない。ホンダは採用。日産/三菱についちゃグレードで違う。リアシートの試験を行うことで明確な差が出るに違いない。

ただプリテンじゃなくても当然なら違いは出る。スズキの場合、プリテン付けたクルマだって★3つ。ダイハツや日産/三菱の軽自動車がELR式だったとしても★3つレベルを獲得出来る可能性はある。とはいえフロンクスの「シートベルトが壊れで★1つ」は論外。おそらく日本のメディアはスズキに忖度してこの件をスルーすると思う。国交省もスルーする。パンツ履く前の人は気にしない。

<おすすめ記事>

コメントを残す

このページの先頭へ