高速道路で止まったら、必ずガードレールの外に! ご子息にも教えてください

「高速道路でエンコしたら突っ込んでくるクルマがないか見張りながら、とにかくガードレールの外に避難すること!」。私は路肩に止まっているときに追突される怖さを、アメリカで100年分くらい味わってきましたね。対応策、運転免許を持っていないお子さんにもキッチリ教えてあげて頂きたい。

月曜日朝の『あさチャン』という番組で検証を頼まれ、様々な資料見ながらマイクロバスの事故の状況を考える。といっても私がすでに書いた通りでした。一番悪いのは追突したトラックの運転手ということになるけれど、事故の再発防止策ということになれば、そう簡単じゃないと思う。

そもそも今の技術だと居眠り運転は避けられない。自分自身で居眠り運転したことなどないが、3回ほど同乗してました。1回は右に逸れて路肩の縁石に「ドガン!」。縁石高かったため、ホイールやっつけただけで目覚めた。2回目&3回目がアメリカのフリーウエイで路外逸脱。

いずれも路肩に止まっている車両あったら100%ブツかっていた。また、私が富士フレッシュマンレースやっていた時、スカイラインRSに乗せてくれていた『RSロンドー』の社長も高速道路でエンコし押している時に追突され亡くなっている。とにかく高速道路の路肩ほど危険な場所はない。

しかも徳島の事故では三角停止表示板を出さず合流車線に30分止まっていたという。大型トラックの追突事故防止に三角停止表示板が役立つとも思えないですが‥‥(乗用車だとハネた時にある程度の衝撃あるため注意喚起効果あり)。そして大型トラックの自動ブレーキは稼働しない状況。

ということで、繰り返しになるが、不幸にも高速道路上で止まった時は、すぐガードレール外に! パンクだったら、空気抜けたタイヤが壊れてもいいから、ゆっくりICやSA、PA、バス停や非常停車帯まで移動し、対応策を練ること。お子さんが友人や知人のクルマに乗る、というときに教えて欲しい。

小中学生で学校などのバスに乗っているときは、なかなか大人に意見具申出来ないと思う。そんな時は、バスの中央くらいの通路側の席に移動し、シートベルトをキツく締めておく。その場合でも追突の衝撃には耐えられるだろうが、火が出たら逃げにくいかもしれません。

ということを晩ご飯か朝ご飯の時でも今回の事故のケースを挙げ、説明していただきたいです。

 

 

 

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