後付けナビ絶滅へ

後付けナビ業界は終わると思う。数年前からメディアとの交流をほとんど行わなくなり、比較されるのがイヤなのか広告しか出さなくなった。こうなると切磋琢磨や競争力を失う。日本の農業みたいなモンです。結果、技術的な進化が無くなり、新しい機能も出てこなくなった、

一方、スマホは大幅に進化中。昨日もソフトバンクがVICS情報をスマホに流すという発表を行った。中華&韓国PNDってVICSにお金払いたくなかったのだろう。日本製ナビにとって唯一のアドバンテージと言えるのはVICSでしたね。必然的に日本のナビを選ぶ理由になってました。

されどスマホでVICS情報まで取れるようになったらナビなど不要。ジジイ目のためスマホ画面じゃ小さいというなら、ティザリングして7~9インチ画面で見ればよかろう。やがてビッグデータ使った目的地への最短ルート案内なんかしてくれるうようになる。ソフトバンクだけでなく他もやるだろう。

繰り返しになるが、農業と同じく競争を止めたら必ず韓国や中国、新興勢力にヤラれる。ナビメーカーも家電メーカーもスマホメーカーも、そのあたりが解らないのだろうか? 考えてみればそのあたりを認識していると思っている自動車メーカーも、直近の10年くらい怪しかった。

次に厳しい状況になるとすればタイヤ業界だと思う。元気を取り戻すには競争しか無い! するとオタンコな経営陣は「負けたらどうする?」と言うだろうけれど、切磋琢磨しているのってユーザーに伝わる。というかメディアが伝えます。ブランドにゃファン層が付いており、支えてくれる。

例えA社のタイヤ性能が勝っていても、頑張っているB社なら大差無し。だったらB社の製品を買って応援するぞ! と言う人が少なからず居るのだった。頑張ってなかったり、競争を嫌うメーカーにゃファン層など付かない。タイヤメーカーは後付けナビのような状況にならないことを願います。

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