高速道路SAやPAの車いすマーク付き駐車スペース、健常者の利用を取り締まらないのはなぜ?
夏休みに入ると高速道路のSAやPAは利用者が増える。そんな時に見かけるのが健常者と思われる人なのに車いすマーク付きのスペースを使っているシーンだ。アメリカなどでコレやると普通の人からバッシングを受けるし、警察などに見つかったら当然の如く&容赦なく捕まります。したがってキチンとルールを守る。我が国と言えば、誰も注意しないので不届きものが減らない。
写真/NEXCO
こう書くと「見分けが付かないだろ!」みたいな文句を付ける輩が出てくる。「見た感じ普通なら少しくらい歩けるでしょう」という突っ込みは100歩譲り、だったら技術を使ったらいいと思う。大騒ぎになっているマイナカードに、利用の適不適をリンクしておく。恒常的なら何ら問題無いだろう。様々な手続きに使えます。怪我や疾病であれば、これまた通院中の情報を入れておける。
高齢制限なら年齢を入れておく。優遇駐車スペースの横にカードリーダーなど設置。利用する時はマイナカードをタッチすればいい。該当しなければ赤灯回してアラーム鳴らすなどすればよかろう。マイナカード、激しいバッシングに遭っているけれど、国民からすれば何の意味もないからだ。こういった警察も役所も取り締まりをする気がないような事案で使えばいい。
今後同じような問題になってくるのが電気自動車の充電スペース。そもそも羽田空港には5つしか200Vの普通充電が無いのだけれど、ここでメルセデスやレンジローバーと言った世の中カン違いしてる輩のクルマを頻繁に見かける。駐車場の管理会社は放置。警告書を貼るようなこともない。これまた充電カプラーを挿さないなどしたらアラーム鳴らすくらいのことをやってもいいかと。
最近の警察や役所を見ていると、面倒くさいことはやりたがらない。起訴したってたいした違反にならないようなマナーやルール違反についちゃ無視に近い。「俺たちは忙しいんだ!」ということなのかもしれないけれど、今後急速に人口減っていったら一段と管理出来なくなる。そんな時のためIT技術や民間を使った取り締まりなどやっていこうと考えないんだろうか?
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