7月も厳しい数字
7月の登録台数の速報が発表された。数字を見ると日本車の対前年同月比は89,7%。またしても約10%の減少だ。インプレッサ、ノア/ヴォクシー、デミオと各社主力の新型車も多数デビューしたため久々に持ち直すと思ったのだけれど……。新聞報道を見ると中越沖地震で工場がストップした影響と言うも、それを勘案したってマイナスだったろう。ちなみに統計を遡ってみたら、現在の不況、2005年の7月の対前年同月比95,7%から始まっている。それまでは右肩上がりか、悪くて踊り場という感じ。8月も95,8%。9月だけ持ち直すも、以後、本格的な売れ行き不振に突入してしまう。とは言えそろそろ対前年比大幅ダウンという状況から抜け出せると考えます。登録車より気になるのが快進撃を続けていた軽自動車。今やダイハツの一人勝ち状況となりつつある。実際、ダイハツの新世代軽自動車は素晴らしい仕上がり。軽自動車市場も「作れば売れる」という甘いマーケットじゃなくなりつつあります。
<おすすめ記事>
ミラジーノ
ミラジーノについての情報サービスです。