1月登録台数、何と日産がワンツー! マツダ低迷続く
いやいや驚きました! 1月の新車登録台数は暫定値ながら1位ノート(1万4113台)。2位セレナ(1万1179台)。日産が登録車でワンツーを取った記憶無い! と思ってたらサニー、ブルーバード以来32年振りとか。ちなみに3位は9883台でプリウス。4位にC-HRが9144台で入った。
驚くべきはノートeパワーの人気である。ライバルであるアクアの8225台を圧倒! ハイブリッドと普通のエンジン両方を合わせたフィットがフリードに喰われ6280台と沈んだのと対照的でございます--といった日産凄いぞ的なニュースが本日たくさん流れると思う。
されど私としちゃ2つの動きに注目している。1つ目はプリウスの台数。全需をみると108,9%増しで好調なのに、トヨタは全需の伸びについていけず105,2%増に留まってしまう。明らかにプリウスの売れ行き不振だと考えていい。発売1年後でバックオーダー無しの状況なのだ。
ディーラーに行ってプリウスの商談をすると、最初からけっこうな額の値引きも提示される状況。3代目プリウスの発売1年後は納期3ヶ月。値引きなんて全く出来る余地無し。発売直後から「新しいプリウスは厳しい」と書いてきたけれどハッキリ数字になって出てきた。
PHVの追加で数ヶ月はTOPに戻るかもしれないが、長続きしないと予想しておく。抜本的な対応策はデザインの大幅な変更と価格の見直ししかないだろう。今やプリウスの客層はごく普通の人達。PHVと同じような清潔感のあるトラッドなデザインが好まれると思います。
2つ目はマツダのさらなる低迷。何と79%に留まってしまった。昨年の1月も2015年比の95,7%で、それ以来、ずっ~と対前年比割れを続けている。CX-5の納車が始まれば対前年比でもプラスになると思うけれど、好調だった2015年の数字に戻せるだろうか?
<おすすめ記事>