12Vの車載用リチウムイオン電池が出回り始めた。軽くて超高性能です! 使ってみたい~
鉄電池を御存知だろうか? 以前何回か書いたことあります。リチウムイオン電池の一種で、正確には「リン酸鉄リチウムイオン電池」と言う。マンガンやコバルトを使うタイプより性能的に若干劣るものの、安全で寿命が2倍以上長く安価という素晴らしい面もたくさん持つ。何より充放電を鉛電池と同じくらいアバウトに行っても大丈夫だから車載バッテリーの代替として使える。
比較表はCOTACより。クリックすると大きくなります
考えて欲しい。車載用のバッテリーは100年以上前から基本的に同じロジックで電池を貯める。重い鉛です。ただ高温になるエンジンルーム内に搭載しても大丈夫なほど信頼性高く、一時的に大きな電力を引き出すことに向く上、安価。コスイパフォーマンスまで考えると代替出来るバッテリーも無いため現在も使われているのだった。しかし! ここにきて車載可能な鉄電池が出てきましたね!
個人的に「どうよ!」と思っているのがアイドルストップ用のバッテリーとして使うこと。なんせ高い性能を持たせた鉛電池など相手にしないほど充放電特性が高い。普通の鉛電池だと寿命を落とすような充電すら屁でもない。サイクル寿命(放電とフル充電を繰り返すこと)は鉛電池の6~10倍と言われてるのだった。圧倒的な耐久性や性能を持つような気がしてならないです。
価格は95D23互換で3万6800円。重さ半分! どんな性能の高い鉛電池でも相手にならないスペックだ。プロペラ機とジェット機の違いくらいある。少し前まで高価だったものの、ここにきてガクンと安くなりました。もちろんバイク用も出回っている。ぜひ試してみたいと思っているのだけれど、今あるクルマのバッテリー、どれもピンシャンしており交換の必要無し。
かといって推奨出来るほどの情報も持っていない。この手の鉄電池を車載用バッテリーとして使っている方がいたら情報を頂けませんでしょうか? 全く個人的な印象なのだけれど数年後は車載バッテリーとして鉄電池を純正採用しているクルマが出てくるんじゃ無いかと考えている。だってバッテリーだけで5kgくらいの軽量化も出来ちゃう。量産によるコストダウンも進むだろう。
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