北京モーターショーが始まった。今のところ日本勢のワールドプレミアは『ホンダSUV e』のみ

北京ショーが始まった。誰も行けないため情報は限られている。26日時点でワールドプレミアされた日本車はホンダ・ベイマックスならぬ『SUV e』というモデル。顔つき、ベイマックスに似てると思いませんか? スペック等は全く公表されていない。まぁ中国で売ろうとすればありえない2ドア(クルマ買うお金持ちはリアシートにふんぞり返ります)。100%コンセプトカーです。

ちなみにコンセプトカーであれホンダブランドで電気自動車を出すのは初めて。今まで中国でリリースしたの、ホンダの中国ブランドである『理念』だけ。ホンダ本来も電気自動車をやります、ということなんだと思う。いずれにしろ市販車に遠いコンセプトカーなので、ナニも言うこと無し。こんな方向性のデザイン持つSUVも考えてますよ、くらいに考えて置けばいい。

それにしても中国市場は読みにくい。電気自動車の優遇をしたと思ったら止め、また少し復活させた。開発のスピードが遅いと完全に乗り遅れてしまう。かといって日本車は中国ブランドのように火事でも出したらメディアに拡散され叩かれる。中国ブランドの火事、いくらでも報道のコントロールが出来るため「そんな事故無し!」ということになるから凄い!

今後、中国市場はどうなっていくのだろう? 中国政府からすれば、燃料電池やハイブリッド車のような先端技術を使ったクルマを除き、全て中国で作れるようになってきた。このあたりで海外の自動車メーカーに制限を掛け始めるかもしれません。今まで日本の自動車メーカーはアメリカを見ていれば良かったけれど、今や中国も重要。難しい舵取りが要求される。

新しい日本車がローンチされたら続報をお届けします。そうそう。延期されていたニュル24時間が土曜日から始まってます。

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