3代目リーフ登場! 先代より内容&性能を向上させつつ少し値下げ。充電ケーブルは別売りというシブチン継続
新型リーフが発表された。電池搭載量を60kWhから70kWhに増やし、格上となるARIYAのプラットフォームを使いながらベースグレードの『X』は525万3600円から518万8700円へ気持ち値下げ。以下、ジックリ紹介してみたい。前述の通りプラットフォームを一新している。2代目まではティーダの『Bプラットホーム』だったので着座位置が妙に高く、ハンドルのテレスコピック機能すらなし。
新型はARIYAのプラットホームを使うため、全てがグレードアップしている。ドライビングポジションは自然だし、eアクスルの精度も高い。19インチ仕様を選ぶとゴツゴツした乗り心地になってしまい質感低いものの、18インチ仕様であれば電気自動車らしい滑らかな乗り味を楽しめる。テストコースでの試乗だったため深い評価は出来ないが、良く出来たクルマだと思う。
満充電航続距離はWLTCモードで702kmとなる。電気自動車にとって一番厳しい暖房(外気温20度以下での除湿を含む)使って450kmをイメージして頂ければ間違いないと思う。エアコン無しの一般道であれば600km近く走るだろう。やがてB5という一回り容量の少ないタイプも追加されるようだけれど、それだってWLTC500kmの暖房300kmの通常400kmで十分だと考える。
55kWhのB5が400万円を切ってくるようだと(先代の40kWhは408万円)、eビターラと真正面から勝負できそう。eビターラ、同業者に話を聞いたらハンドリングに難ありらしい。スズキ製Bセグのeビターラの399万円と(電池容量49kWh)、日産製Dセグベースのリーフが同じような価格なら瞬時も迷わない。新型リーフ、華やかさこそないけれど、バランス取れた良いクルマです。
ただ200Vの普通充電器は星野朝子副社長がいなくなったのに依然として7万9200円というオプション設定。ショッパいです。ホンダも日産をお手本にしたのか、N-ONE e:はオプション設定にしている。両社ともに「乗り換え客は充電器を持っている人もいる」と主張するが、少なくとも先代リーフは途中で大幅値上げするまで標準装備だった。下取りに出すときは当然ながら付けて出す。
標準装備品なのでディーラー査定も無しじゃと減点される。したがって買うことになる。今後、全社オプションになるのならそんなモノかとも思うけれど、シブチンのスズキがeビターラの充電器を標準装備してきた。トヨタがeビターラの兄弟車『アーバンクルーザー』を日本販売するなら標準装備だと思う。もっといえば、bZ4Xとソルテラがオプション設定にすれば日産とホンダも超カッコ悪い。
トヨタが標準装備化すると、日産とホンダは仕切りコスト2万円もしない普通充電器を8万円で売るというボッタクリ商売をしていることになります。ちなみには私はアフターマーケットの普通充電器を使っている。100V/200V両用で電流も選べる高機能タイプが2万円くらいで買える。もちろん中国製ながら、今や普通充電器は中国の方が良質。アリババで買うと怖いが楽天扱いなら安心だ。
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B5は2月頃、補助金込みで350位になると発表してました。
>日産製Dセグベースのリーフが同じような価格なら瞬時も迷わない。
そうですか・・・・・
日産には裏切られた感があるので、
eビターラを試してみようかと思ってます。
各メーカーがBEV発売時に差別化を図ろうと必死になっているのに、3代目リーフのスタイルは何とも…。毒にも薬にもならない、無味無臭な感じが動画や画像から感じられてしまいます。L.A.郊外の住宅地には似合いそうだけれど、スタイル&使い勝手共に日本にはどうなんだろうか…。
アメリカは政府のBEVに対する補助金が9月末で終わったそうで、同時期にフリーウエイでの二人乗り以上の車のみが走れる優先車線を、BEVも走行できた特典も終了するとか。アメリカでのBEV販売が厳しくなる最悪の状況での新車発売は大変かと。
アメリカでの販売価格も、ライバルになりそうなIoniq5が値下げを宣言し、リーフと同価格帯に合わせてくるらしい。まあ、ヒョンデはBEVに社運を賭けた戦略を推し進めているので、モデル末期であろうIoniq5値下げで、何とかリーフの顧客を取りたいんでしょう。「日本車の方が長期信頼性が高いんだから~」とアメリカの友人に言ってこの2車ならリーフを勧めたいところですが…どうかな。
BEVの火災問題もアメリカでは少しずつ話題が増えているようで、消火の際には環境に配慮して水を掛けずに(水によって有害物質が含まれた煙で空気汚染が広がるため、だとか)周りの安全を確保できたら暫く放置しておくのがセオリーになっているとか。
北米は充電環境に恵まれ広い場所も多いですから、このような対応が可能だと思うのですが、都内でのBEV火災では延焼被害を避ける事が非常に難しそうで。初代リーフの火災は非常に稀だったようですが、新型モデルはバッテリーの種類も違うようですし。
2年後に飯島さんのAiプロパイロット搭載のグレード追加かな?
まあ、無理だと思うけど、初期型を買った方に追加費用を払う事でAiプロパイロット仕様へ改造可能とか発売時にアナウンスしたら、そこそこ売れると思うだけど。
それと、自信があるならアルファード並の利率で残クレで売れば、一家に一台の家庭でも検討出来ると思うんだよね。
初代も2代目も5年後にゃ二束三文じゃ買えないよね。
価格と性能はそれなりに頑張ったと思いますが、デザインが残念でなりません。
顔はトヨタ顔ですし、プロポーションはまるで初代プリウスをオマージュしたかのようなずんぐり感を感じます。
日本と中国の合弁会社の日産N7、マツダEZ60、EZ6、トヨタbZ3cなどを見慣れていると尚更残念ですね。
空力やサイズの問題もあると思いますが、もう少し何とかしてほしかったと思います。
このデザインでは少なくとも日本では売れない気がします。
新型リーフ発表会の動画を見ました。自分なりにi-MiEVを保有して、EVの長所短所を体験していたものだから、肝心な3つのEV課題に触れてこないコトに正直イラッとしました。
1つ目はバッテリー消費と劣化問題。
エアコンでのバッテリー消費や走行と経年による性能劣化など、3代目になってもリチウムバッテリーの基本性能の課題をスルーするものだから、かなりイラッとしました。
2つ目は価格問題。
先代で意味不明な大幅値上げをしたよネ!? それと比較してリーズナブルです!とは、どの口が言ってるのって感じ。
充電ケーブルもさ、新規ユーザーに買ってもらいたいなら標準で付けなさいな! ホント、セコいよ。
3つ目は充電インフラ問題。
充電拠点がガソリンスタンドより多いのは結構だけど、大容量バッテリーを賄える充電拠点がいったいどれだけあるのよ?
さらに日産ディーラーの充電代、値上げして高いよネ。イオンモールの充電料金を知ったら、到底行く気にならんわい。
ということでですね、
新型リーフ自体、デザインは個人的には好きくないけど、頑張って造られたクルマだと思います。でもマーケティングは、相変わらず手前味噌で自己陶酔していて、性懲りもなくユーザーの期待を煽りすぎてると強く感じました。
追記です。
日産の技術屋さんが、「新型リーフは効率を徹底的に追求した」とコメントしていました。
「超小型3in-eアスクルの新開発」「熱源の有効活用」「15年間蓄積してきたEVノウハウをフルに活用」「ラミネートバッテリーも新開発」等など。超地味な技術の積み重ねを感じます。
久しぶりに日産の技術屋さんから、「日産はEVを初めてつくるメーカーではない」「新型リーフは日産の意地の結晶」との言霊が飛び出しましたぞ!
日産技術陣!!
がんばれ・頑張れ・ガンバレ
それからですよ、
日産マーケティング&営業企画陣!!
まだ似非セレブにまみれとるで。カッコ付けんと、もっと地に足を付けて誠心誠意ユーザーと向き合ってや〜っ
アウトランダーPHEVの充電器が故障しました。
レディランプは点灯するものの、充電エラーが発生する症状です。
中を開けて確認したところ、内部が焼け焦げており、プラスチック部分も溶けていました。
三菱に問い合わせたところ、同様の事例は少なくないとのことでした。
そのため、中国製の安価な充電器を検討しましたが、安全機能の信頼性に不安があり、今回は購入を見送りました。