4年ぶりの中国です。初日から電気自動車の多さに「やっぱり!」。日系メーカーは厳しい

最後に訪れたのは2019年なので4年ぶりの中国である。現在訪中にはVISAが必要であり、しかも申請に時間と手間も掛かるため(3時間くらい待ちます)気軽に行ける状況にない。そんなことから航空運賃も通常の5~8倍に高騰している上(仕事の利用者なので高くても乗ります)、飛んでいる便数少なく満席続出。だからこそ上海モーターショーも行けなかったワケでございます。

もちろん中国人が日本に来ることにも大きな制限掛かっており、現在日本にやってくる中国人は煩雑な手続きを行い高い旅費を払えるお金持ちである。4年ぶりの中国、やはり電気自動車が驚くほど増えていた。4年前は街中で環境自動車を示すグリーンとホワイトの2トーンナンバーをちらほら見かけるくらいだったのに、今や空港だと4分の1くらい電気自動車。

街中でもイメージ的には日本国内でホンダ車を見かけるくらいの頻度で(そのくらいのシェアです)電気自動車を見かける。驚いたのは商用車の電気自動車まで登場していること。上のバンは吉利汽車の子会社で運用されている『E51』というハイエースのようなモデル。ボルボを傘下に持つ吉利汽車とあって仕上がりはなかなか。日本で発売するというウワサも出ているようだ。

本日500kmの移動をしたのだけれど車窓から見ているとまっこと日本車の比率下がった感じ。特に新しい日本車を見ない。高速道路のSAでじっくりチェックするも、日本車だけでなくドイツ車やアメリカ車の新しい世代のモデルが減った。中国の人に聞いたら「ここにきて中国車が良くなったからね。クルマに限らず国産ブランドを買う人が増えましたよ」。中国人の愛国心は強い。

同じく中国のクルマ事情に詳しい人に話を聞いたら「三菱自動車はいつ撤退の発表あってもおかしくないと言われています。次はマツダだというウワサ。日産も人気車だったシルフィが全く売れておらず、新型エクストレイルの売れ行き次第で厳しいと思います。トヨタはハイブリッドのコスパが高いため実需あって堅調ですね」。私の中国感と全く同じであり一安心しました。

久しぶりの中国なので食べ物が楽しい! アジアの食べ物大好きなのだった。1日3回しかお腹減らないのが悲しいほど。SAで売っていた豆腐の煮物、このあたりの名物らしく美味しそう。昼は牛肉麺を。25元なのでおよそ500円。「すばらしい」は飲んでみたら梅酒。中国人は日本で梅酒好きなるらしく、そういった客層を狙ったんだろう。アルコール8%。少し甘いが美味しい。

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