60歳以上のご同輩に檄を飛ばします! 人生、守りに入るのは心身共に衰えてからにしましょうや!

Z32やp10を手がけた前澤さんの生前、クルマのデザインについてけっこう長い時間、話をさせて頂いた。素晴らしい勉強になったと今でも感謝してます。なかでも興味深かったのは「たくさん売れるクルマは清潔感が必要なのよ」というもの。清潔感のあるデザインじゃないとたくさん売れない。その時は初代フィットを高く評価しており「なるほど!」と納得した次第。

私の師匠の65歳前後

話は全く変わる。最近、同世代の人と会った時に「う~ん!」なのが、清潔感無いケースの多さ。10年前なら今ほど高齢者が多くなかったこともあり、人生を諦めたエクステリアだって問題なかったかもしれません。けれど昨今のように”たくさん見かける状況”になると、清潔感が必要だと思う。そういえば前澤さん、75歳で他界されたのだけれど、清潔感ありました。

オトコも高齢になり「どうでもいいや」という雰囲気出てくると、清潔感が無くなる。無精ひげを伸ばしたり、ムダな毛が多くなったり、汚れない服しか着なくなったり。接していてあまり気分良くない。同世代の私ですら気分良くないのだから、若い人だと一段と「きったねぇジイサンだな」と口に出さなくても思っていることだろう。さらに口ウルサイければ「あっちいけ!」だ。

ということで先週末に挙行したサポーター忘年会で皆さんに「来年はカッコよいジイサンになりましょう!」と檄を飛ばした。無理して若作りしろ、というんじゃない。女性にモテようとするんじゃない。ここにきてジイサンが若い女性をお金で縛ろうとしたら怪しくたって推定無罪という国のお沙汰も出た。他人を意識せずオシャレしましょうや、だけでOK。

明るい色の洋服を選ぶとか、カッコ良いスニーカーを選ぶとか、バイクに乗るとか、習い事を始めるとか、何でもいい。せめて75歳までは前向きに生きましょうや。個人的には10年前の写真と現在を比べると、目の下のたるみと頬のシミを何とかしたら清潔感が出てくると考えている。最近、いろんな手法があるらしい。シミも目立つモノだけ薄くなればいいと思う。

来月死ぬかもしれないが、生きているなら75歳くらいまでは師匠のようにカッコ良くしていたい。葬式の時、孫達から「シャレたジイサンだったよね」と思われるようにしたい。ご同輩もぜひ!

5 Responses to “60歳以上のご同輩に檄を飛ばします! 人生、守りに入るのは心身共に衰えてからにしましょうや!”

  1. アミーゴ5号リボーン より:

    厄年になると、衰えて体質が変わると聞いたことがあります。

    確かに20代、40代、60代と、昔の人は良く言ったものだと実感しております。

    前澤さんは、ベストカーでカーデザインの連載を持っておられましたよね。本当に突然、この世を去られたコトを覚えております。

    今回の記事を読んで、同世代の端くれとして、あらためて生き様と死に様について考えたいと思います。

    吉永小百合さんだつ

  2. ossan A より:

    生まれ持った顔や基本的なポロポーションはどうしようもない(最近はそうでもないかな)けど
    醸し出す雰囲気は変えられる
    かっこよくはないけど小汚くはなりたくないと思っておりますが自分を客観的に見るのはなかな
    前澤さんは一貫してパリっとしてましたね
    死生観含め最後までかっこいい方でした
    男たるものそうありたいですね。ヤッパシ

  3. アミーゴ5号リボーン より:

    厄年とは、身体が衰えて体質が変わる節目だと聞いたことがあります。 確かに20代、40代、60代と体質が大きく変わり、昔の人は良く言ったものだと実感しております。

    前澤さんは、ベストカーでカーデザインの連載を持っておられましたよね。本当に突然、この世を去られたコトを覚えております。

    今回の記事を読んで、同世代の端くれとして、あらためて生き様と死に様について考え、行動したいと思います。

    行動といえば、吉永小百合さんだったかな、「老後とは、自分のおっくうな気持ちとの戦いです」とおっしゃっていたと記憶しています。

    自分は生まれながらのグータラなので、このままだと、汚いジジイ一直線の今日このごろです。はい。

  4. るーちぇ より:

    現在40代ですがですが、シミを消すためエステに通っています。5〜12万で目立つシミは消えます。
    40年前のスポーツカーを維持している知人は「車のカスタム費用を考えたらたった数万で顔を綺麗にできるのは安い!」と言っております笑

  5. 陸アヴィエイター より:

    よくぞおっしゃいました!ご意見大賛成です。
    まず大事なのは清潔感とTPOであって、ファッショナブルな事でも流行りの服装でもありません。
    自分の身なりも整えられない人が、人の心を惹きつけられる何かを作り出したり、発言ができるわけ無い。
    こんな事を言うと怒られる世の中ですが「人は見た目通り」です。
    プリウスリコール問題でアメリカでの公聴会に出席した時の「オジサン」のままのモリゾウさんでは、今のトヨタは無かったのではないでしょうか。
    スタイリングに関するアドバイザーを入れたと聞いたことがありますが、トヨタのトップが人の意見に耳を傾けて、しかもその世代の方がおそらく二の足を踏むであろう身なりから変化をされました。
    モリゾウさんはサーキットにはツナギで現れ、現場には作業着姿で出向くとTPOも抜群です。
    他社のトップはどうでしょうか?顔すら出てこない。トップはさておき新車発表の際の開発主査の身なりを見て「ガッカリ」する事は多々あります。
    私の様な自称「給料泥棒」でも、身なりを整える「馬子にも衣装」作戦で何とか日々を過ごしています。
    皆さんも、もう少しだけ身なりを整えましょう。きっと気持ち良いですよ。
    師匠のお写真、全て兼ね備えた素敵なお姿ですね。

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