9kmも人をひきずる事故など認知症を発症している先輩方の事故がまた目立ってきた
このところ認知症を発症しているの時の運転によると思われる事故が目立つ。女子高生を9kmも引きずった事故など,認知症以外考えられない。地下道に入り込んだり、店に飛び込んだりしてるのは基本的に70歳を超える先輩方だ。認知症の初期は、普通の状態と認知機能が落ちる状況がまだらに出てくる。興味深いことに認知出来なくなっているときはスキーや自転車は乗れます。
一方、ピアノひいたりすることは出来ない。つまり練習しなくても出来る機能は残り、練習を続けていないとダメなことは出来ない。自転車に乗ったりクルマを運転することは出来るものの、信号を守ったり一時停止を認識することは出来ないのだった。そんな状況になっている人がクルマを運転するのはリスキーだ。かといって免許証を返納してもらっても、それさえ認知出来ない。
どうしたらいいか? 走り始めは認知出来ている場合、その時点で走るのを止めるの、難しいと思う。途中で発症したらどうするってことです。これは相当ハードル高い。マツダがやっている研究のようにドライバーの視線と、どこを見ているかのマッチングを行い、怪しいようだとコーション出した上で速度ダウンさせるなどの高度なシステムが必要になってくるだろう。
でなければADASの強化か。ただ人をひきずるような運転を防止することは難しい。いろんな意味で認知症の対策はハードル高いと思う。これから運転免許を持っている高齢者はドンドン増えていく。有効な技術が構築されれうまで歩行者も自転車乗りもライダーもドライバーも、信号や一時停止を守らない人が出てくることを前提とした運転を心がけるしかないうような気がします。
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高齢者問題ですねー。
以前は運転が下手なのをサンデードライバー(毎日乗らないから上手くならない)と呼んでいたと思いますが
平日の日中の状況を見ると高齢者の運転が多いと思われそれはそれは酷いです。
私は週イチドライバーくらいですがここ2年ほどの間でたまたま家の近所で見ただけで歩道と車道を分離しているブロックに当たってあり得ない角度で道路中央に跳ね返ったクルマ、田舎道を対向車もいないのに左側路肩に脱輪したクルマ、赤信号を交差点真ん中まで進んでやっと止まり、結局無視して進んだクルマ、自宅まであと50メートルなのに単独で路肩のコンクリート擁壁に衝突して中破したクルマ。
先述の4台のうち後半3台は私と同じ「大字」の住民です。
トヨタのPDA(プロアクティブドライビングアシスト)付き車両を運転すると、赤信号を含むちょっと注意が必要な場面でも警告やブレーキが掛かります。AT免許のように高齢者は対象車両以外は運転できないように義務化がいずれ必要でしょう。もしくはMTのように運転感覚が必要な車両とサポカーと、どちらかを選択出来るようにするのも良いかもしれませんが。
以前、80代にさしかかる父に運転を諦めさせるのに大変苦労しました。本人が老化を自覚し始めた時は、高齢者の事故のニュースを見る度に「こんな老人が運転するのは無責任だ!」、「オレも衰えを自覚してきたからそろそろ返上しないと」などとのたまっていました。
ところが自分が認知症になると自分の衰えすら自覚できなくなるようで返上する気などもはや全くなし!そろそろ何とかしないとと考えていたところに免許証更新のタイミング。これで試験に落ちてくれればと願っていたら、なんと合格。よくよく聞くと、筆記テストで一度落ちたがもう一度やらせてくれた。反射神経のテストもできるまで何度もやらせてくれた。世の中捨てたもんじゃないと…
当然本人は「免許センターが認めたものをお前らにとやかく言われる筋合いはない!」と一歩も譲らず。結局、なんとか説得して認知症クリニックに連れて行き、軽度のアルツハイマー型認知症と診断され、続いて要介護1の認定も出たところで免許証も車のキーも取り上げました。心が痛みますが、そんな状態で運転を許して世の人々を危険に晒すなどあり得ないですから。
高齢者に対して反射神経のテストでおまけしている様子は私自身も見たことがあります。アルツハイマーで要介護1の人間にすら更新を許すぐらいなので、きっとその程度のおまけは序の口なのでしょう。
善良で寛大な試験官にでもなったつもりなのでしょうが、そのおかげで未来ある若者が跳ね殺されて命を奪われるかもしれないという想像力を働かせるべきです。
おっしゃる通り技術的対策が確立するまで根本解決は難しい問題だと思いますが、少なくとも目の前で進行形で発症している(試験に受からない)高齢者の免許を更新させるような不正は直ちにストップすべきだと思います。
公共交通機関の充実した都市部では免許返納しても生活ができますが、地方に行け行くほど生活ができなくなります。徒歩圏内にお店がほとんどないですからね。バスや列車が二時間に一本ではどうしようもない。
昔は地方でも徒歩圏内に個人商店などがあり徒歩圏内だけでも生活ができていたようですが、自動車の普及や過疎化などにより個人商店は消滅し徒歩圏内だけでは何もできなくなっています。
そうなると免許返納すると生活に困るので乗り続けるしかない。都市部のように道路が複雑なわけでも混雑しているわけでもありませんのでそう事故が発生するものではありませんが、もみじマークをつけてノロノロ運転している車をみかけます。
でも、ノロノロ運転にみえて、実は制限速度とそう変わらなかったりするんですよね。他の車が制限速度+10kmとかで運転しているだけで。
もう少し全体的にゆっくり運転するようになれば、地方では高齢者も高齢者以外の方も事故をする可能性は減るのではないかと思います。
あとは最新の自動ブレーキや踏み間違い防止装置などの機能がある車を高齢者が乗るようになれば減るのでは。年金暮らしの高齢者の方は車でも古いものをずっと乗っていますからね。
女子高生9kmの事故、地元で通勤経路なので気になってました。
報道によると夕刻、歩道橋下に何かしらの理由で横たわっていた女子高生に気づかずに引きずった模様とのこと。現場の路上中央には、黒い筋が残っています。
その時間帯の交通量は多く、異音や車が重い感覚等、気が付かない訳ないと思います。
>かといって免許証を返納してもらっても、それさえ認知出来ない
ここまで来ると、有効な対策なしというか無力感を感じてしまいます。
徘徊するのではなく、車でどこかへ行ってしまう。きっと鍵を取り上げたり隠したりしても「鍵はどこだ」と騒がれてしまう。
新しいことを覚えることができないなら、暗証番号を入力しないと、、、なんて方法が必要になってくるのかなと思います。もはや盗難防止のような領域ですね…。
ネットで話していた人の言葉を借りますが
自動車の運転免許はある意味無条件に18才にならないととれないことに皆さん納得しているのですよね。
そうであれば違反や事故の発生率が急速に上がる年齢を調べて例えばそれが何才であれば無条件に免許を返納するということも必要かもしれませんね。その代わりに社会はそのフォローをしっかりしていく、個人はその年齢になる前からその準備をしていくみたいな。
誰でも既得権益は離したくないですが
お互いの命や生活を守るため