ARIYAのナゾの大半が解消しました。なぜツマらんことを隠したがるのかサッパリ理解出来ない

2019年10月の東京モーターショーから実に2年半! やっとARIYAの試乗会が行われました。クルマの評価は近々しっかりお届けします。原稿のあらすじを紹介しておくと「素晴らしい!」ということになると思う。レアメタルを使っていないモーターや、駆動システムの精度、パワーコントロールの華やかさ、インテリアの質感など、全てで大満足出来るクオリティでしたね!

ということで何度か書いた納期遅れについて。開発段階で新型コロナ禍や半導体不足、最終段階でロシアのウクライナ侵攻の影響を受け、開発スケジュールがダダ遅れになったという。部品を改良するにも搬送遅れや取引先の対応遅れなどあり、時間ばかり経ってしまったようだ。B6の販売時期を遅らせたのは生産の都合とのこと。最初に日本仕様のB6リミテッドを生産。

続いて欧州仕様。アメリカ仕様の第一陣を生産し、それから国内のB6を作る。開発が遅れたため、全て押せ押せになったワケ。だったら正直に説明すればいいのに、と思う。最近の日産、いろんなことを隠したがる傾向。ARIYAに使われている電池も公表しておらず、メディア試乗会に出席しているそれなりのポジションにいる技術者に聞いたら「答えないことになってます」。

すでに700台近い車両を納車している。電池メーカーなんかバラしたらすぐ解ること。なのに隠す。「なんか都合悪いことあるんじゃないか?」と勘ぐっちゃいます。ARIYAの電池、中国のCATLだ(中国ルートから聞いてました)。隠すということは性能的にイマイチだからと理解する。ただCATLのリチウム電池、性能高くてリーズナブル。私は何の問題も無いと思う。

技術系で珍しくメディア対応を厭わない常務執行役員が試乗会に出席しており電池の件を聞いたら「市販したクルマに使われている部品のメーカーはすぐ解ると思います。私もCATLを使っていることを隠す理由が理解出来ません」。広報に聞いたら「市販したクルマに秘密はないと思います」。誰が隠そうとしているのだろう。子供のようなウソやだましが通ると思ってる人がいるってこと?

先日紹介した小プーチン側近なんだろうか。「電池メーカーを隠せ!」というツマラン指示を出したのは誰なのか探ると面白いんじゃなかろうか。その輩達が今の日産のユーザー軽視を創り出しているんだと思う。すんごく良いクルマだけに、こういった意味の無いことでイメージダウンするのはもったいない。電池メーカーをキチンと答え、納期遅れも説明すればいいだけです。

そして本日bZ4Xの価格が発表された。正確に書くとbZ4XはKINTO扱いのため、参考価格となる。FFで600万円。AWD650万円とな! 予想より60万円くらい高かった! ただサブスクの場合、参考価格と毎月の支払い額はリンクしない。そして本日支払い額を発表しなかった。果たして毎月いくらでbZ4Xに乗れるのだろうか? 8万円を超えたら狙いのZ世代は厳しいかと。

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