ARIYA2号車の納車はどうなった、からの発売日延期発表
ARIYAどうしちゃったんでしょう。華々しく1号車の納車式をど~んとやった後、2号車は納車されてないんじゃないか? という記事を3月28日に書いた。記事中、4月になれば登録台数が発表されるため解ると解説したけれど、数字発表直前の4月4日に「発売日を5月に延期」という発表を行ったのである。もっと言えば、ARIYAは価格もスペックも出ており、すでに発表してます。
新車を出す際、発表日と発売日は分けることについちゃ珍しくない。ただ発売日=納車開始日かとなれば、そんな常識ってこの業界に42年いるけど聞いたことありません。発表日は明確。発売日についていえば曖昧。ディーラーでナンバー付いたら発売日以前に納車しちゃうことだってある。今回日産は曖昧な基準をオレ流に解釈して発売日=納車開始日にしたということです。
だったら1号車は何よ、ということなのだけれど、まぁそこまで目くじらを立てる話じゃ無い。日産のドタバタぶりを愛でればいいと思う。ただ3月時点で解っていたんだろうから、素直に「納車開始時期が延びそうです」とメディアに情報流せばよかったのに。ニュース扱いになって大きく取り上げられることはなかったと思う。考えてみたら1号車の納車式やったのも大ミスだ。
ここまで読んで「納車はB6リミテッドでありB6ではない」ということを言いそう。だとしたらB6リミテッドはどのくらい納車されているかという情報を合わせて出したらよかった。AWDモデルや大容量電池搭載モデルの発売日もアナウンスしなくちゃバランス取れないです。せっかくの新型車なのに、いろんな意味で躓いている。ランクル300/LXなんか納期4年で何ら問題になってない。
最近の日産の顧客対応、ホントに下手。楽しいクルマを扱う広報はメディアを通してお客さんとコミュニケーションする明るくて楽しい仕事なのに、今の日産って役所とか、何かあったら足を引っ張ろうという情けないメディアばかり見ている感じ。営業も同じ。顧客を考えず。こうなると気になるのが遅れた本当の理由。日産のWebサイトを見ると以下のように書いてあります。
「新型コロナウイルス感染拡大による世界的な半導体不足や部品調達等の遅延、また不安定な世界情勢を受けたサプライチェーン混乱による部品確認等により、車両生産の遅れが続いております」。だったらARIYAだけ遅れるのは不思議。1号車を納車したんだから少しずつでいいから納車をしていけばいいのに。隠されると知りたくなるのが人間のスケベ心(笑)。
解ったら解説します。こういった情報は必ず入ってくる。
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