BYDのPHEVシーライオン6の価格はFFフル装備モデルで398万円とTV東京がスクープ

この価格、本当かと聞かれれば本当です。すでにディーラーに対し価格を通知しており、強い購入の意思を持つお客は価格を含め商談を開始している。この価格に接した時は信じられなかった。搭載されるLFP電池は18.3kWhで20kWhのRAV4やハリアーPHEV、22.7kWhのアウトランダーPHEVに迫る。電気自動車としての走行可能距離は実力で80kmくらいだと思う。

PHEVのシステムはすでに説明済みなので、ここでリンクした記事を参考にしていただきたい。車体はシーライオン7より少し小さいものの、全長4775mm×全幅1895mmでハリアーやアウトランダーより大きい。装備はJMSに展示されていた車両を見ると「大きい液晶画面や本革シートを含め何でも付き!」。ハリアーなら626万円の『Z』をフル装備にしたイメージでいい。

半額とまでは言えないが、5分の3の価格である。300万円近く安い。クオリティについちゃ来月早々の試乗会まで確認出来ないけれど、シーライオン7と同等レベルに仕上がっていたら「文句ない」というより、積極に推奨したいほど。何度も書いてきた通り撤退しちゃう可能性を認識出来るのなら、良い買い物になると思う。シーライオン7に乗る度にニンマリしてます。

本来なら「試乗レポートを読んでからどうぞ」としたいのだけれど、問題は補助金。高市政権を見ていると来年は電気自動車やPHEVに対する補助金の大幅減額か、絶対的な予算額の大幅削減か不明ながら、おそらく今まで通りじゃないと思う。ちなみに今年度の予算はまだ余っており、シーライオン6の納期次第では間に合う可能性ある。東京都だと国と合わせ100万円近い。

購入を考えているのなら週末にでもディーラーに行き、納期など聞いてみたらいいだろう。補助金が出る期間内に登録出来るというのなら面白い買い物になると思う。

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One Response to “BYDのPHEVシーライオン6の価格はFFフル装備モデルで398万円とTV東京がスクープ”

  1. アミーゴ5号リリボーン より:

    PHVのシーライオン6は、
    BYDが日本戦略を担う黒船なのか、
    それとも挨拶を兼ねた出血価格なのか。。。

    都市&田舎、山&海、高速&渋滞、猛暑&豪雨&豪雪といった日本の過酷な利用環境に、中国生まれのクルマがどこまでアジャストしているのかしら?

    個人的には複雑怪奇なPHV制御を考えると、日本向けの完成度は、価格相応なのではないかと希望的観測をしております。

    もしBYDが自信満々だったら、JMSの前後に大々的な試乗機会をもうけると思うし、、、

    ただ仮に今回は黒船でなかったとしても、黒船に変わるのは時間の問題とヒシヒシと感じております。

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