bZ4Xの価格がドイツで発表される! やや割高です。これ根本的にヤバイ状況かもしれません

bZ4Xはイギリスに続いてドイツでも受注を開始した。イギリスの場合、FWD車で4万1950ポンド/656万円。ドイツは4万8580ユーロ/656万円で同じ金額となる。この価格、欧州ではガチのライバルとなりそうなヒョンデのアイオニック5より高い。アイオニック5の価格、イギリスでこそ4万1945ポンド/656万円こそ変わらないが、ドイツ4万6900ユーロ/633万円で若干安い。

装備内容を揃えればほとんど同じ価格だと思っていい。ちなみに電池容量は71.4kWhと72.6kWh(以下数字は最初がbZ4X)でほとんど同じ。航続距離も様々な条件の総合で270~560kmと270~555kmで同じ。0~100km/h加速と言えば8.4秒と7.4秒で負け。最高速も160km/hと185km/hで負け。日本だと充電器の関係でどちらも同じながら、欧州の急速充電器だと150kWと221kWで負け。

ボディサイズは全長4690mm×全幅1860mmのHB2850mmに対し4635mm×1890mm×3000mmでホイールベース長い。ヒョンデ、完全に新しい電気自動車用プラットフォームを採用しているため、リアシートのレッグスペースが圧倒的に広い。クルマの質感だけれど、以前横浜に展示されていたプロトタイプのbZ4Xとアイオニック5を比べると、客観的に評価すれば後者の圧勝です。

試乗してみないとbZ4Xの評価は出来ないけれど、アイオニック5について言えば乗って上等。スタティックの評価だとプロトタイプで言えばbZ4Xは勝てない。その上で欧州はトヨタよりヒョンデの方が売れていることを考えたら、なかなか厳しい戦いになるかもしれません。100歩譲ってトヨタはWRCでブランドイメージあるものの、スバル・ソルテラについちゃヒョンデ相手だと辛い。

ユーロNキャップの試験評価

安全性能だけれど、新型MIRAIと同等以上と言って良い。なんでここまで押し込まれたのか考えてみると、やはり電気自動車で最も高価なパーツである電池の調達コストの差が出てしまったんだと思う。同じ価格を付けた場合、電池が安ければ車両にお金を掛けられる。アイオニック5は贅沢な作りなのに対し、bZ4Xって普通。考えてみたらスマホもTVもパナソニックは韓国に負けた。

車体側でどんなに頑張っても電池が高ければフォロー出来ません。車体に掛けているコスト、誰が見たってトヨタの負けだ。パナソニック、韓国や中国勢と同等のコストで同等の性能を持つ電池を作れない限り、日本の自動車メーカーは日本の電池使っていたら勝負にならんです。トヨタ、欧州で厳しい戦いになったら、真剣に電池の調達先を考えないと共倒れになるかも。

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