CX-5のマイナーチェンジ。オフロードタイヤも履けるフィールドジャーニーがステキ!

11月に行われたCX-5マイナーチェンジモデルのメディア向け試乗会があった。といっても私はマイナーチェンジあったこと知りませんでした。詳細をチェックすると、1)前後のデザイン変更と、2)ターボモデルをカタログ落ちさせたこと、3)フィールドジャーニーという悪路性能を重視したグレードを追加したことの3点が大きなポイントだと考えていい。以下、紹介しよう。

まずターボだけれど、スポーティ&楽しさの演出無いなど存在感薄くほとんど売れていなかった。外観、2リッターのCX-5と全く同じですから。だったら燃費の悪さでCAFE規制の足を引っ張るため「止めちゃえ!」になって当然でしょう。マツダに「もっと楽しいクルマ」を作る意識あれば、良い素性だっただけに残念! バリバリのスポーティ仕立てにしたら面白かった。

その代わり、ということじゃないのだけれどマツダ社内に少なからぬ存在する「クルマ好き」がフィールドジャーニーというRAV4の『オフロードパッケージ』のようなモデルを作った。4WDの悪路走破性を高め、ディーラーオプションでヨコハマの『G015』というオールテレーンタイヤを選べる。オフロードパッケージのように車高まで上げれば良かったが、そこまでの頑張れず。

フィールドジャーニー、タイヤサイズが標準と同じなのだった。外径で20mmくらい大きいタイヤにするだけでカッコ良くなるし、最低地上高だって10mmアップの220mmとランクル並みになったのに! カーキとグリーンを合わせたような新色もなかなか良い。価格は200馬力の2200ccディーゼル4WDで355万3千円。CX-5を買うなら、いやマツダ車を買うならコレですね!

そして乗り心地の質感上がった。車体中央あたりにある左右方向の構造材を補強したのが効いているらしく、静粛性など向上。さらに上質なダンパー使ってやれば(ネオチューンでバッチリ決まると思う)、乗り心地フェチですら納得出来るクルマに仕上がることだろう。2500ccガソリンにも試乗したけれど、エンジンフィールもパワーもイマイチ。買うならディーゼルだ!

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