E350e(PHV)の走行用電池、交換となったら240万円とな! 地雷ですね
昨日サポーターの忘年会で大いにクルマ談義したのだけれど、興味深かったのが輸入車の電動化車両の件。PHVのE350eには今となっては小さい容量6.28kWhのリチウム電池を搭載している(私のBMEW330eは7.6kWh)。オーナーがメルセデスに「交換となったらいくらか?」と聞いたそうな。すると「240万円くらいです」。どひゃ~! 1kWhあたり38万円! すんごく高い!
メルセデスの場合、PHV用電池の保証は6年/10万km。これを過ぎてからトラブル出ると240万円+工賃を取られることになる。6年後の中古車相場は200万円を切ると思う(3年落ちで350万円前後)。おそらく6年を過ぎて電池のコーションマーク付いたら240万円+αの出費を覚悟しなくちゃならない。地雷原を進むようなイメージかと。おっそろしいっす!
オークションに詳しいサポーターによれば輸入車の電動化車両は中古車全面高になっている直近でも厳しい相場展開らしい。もう少し詳しく書けば流通台数が少ないため、皆さん手を出しにくいようだ。メルセデスに限らず、大きなモーターやリチウム電池を搭載する輸入車は、保証期間を過ぎたらいつでも棄てる覚悟で居た方がいいと思う。壊れたら「ぼっちゃんハズれ~」と諦める!
と思ったら、ボルボがC40リチャージ(電気自動車)で始めたサブスクに申し込んだ人もいました。なんでも1ヶ月11万円/最長36ヶ月でC40リチャージに乗れるそうな。ボルボに問い合わせてみたら「すでに多くの方からお申込みを頂戴しております。まだまだ申し込みが入ってきているので倍率高いかもしれません」という。なるほどこういった乗り方であればリスク無し!
総合して考えると、当面輸入車の電動化車両を買うなら、リースやサブスクしかないと思う。そして契約年数を終了したら手放す! 遠からずアイフォーンのように「買うよりお買い得な支払い金額のサブスク」も出てくるかもしれません。いずれにしろインポーターがトラブル対応保険を立ち上げるまで、輸入車の電動化車両は購入せず月契約で乗ることを強く推奨します。
<おすすめ記事>