EV全振り。ソニーと提携。日産と提携。GMと自動運転で提携。全て失敗? 三部さん、面白すぎる!

内田さんは自動車ビジネスのことを全く理解しておらず日産を破綻に向かわせている。三部さんはホンダのプロパーだし、ある程度自動車ビジネスを知っていると思うのだけれど社長になってからの判断は打率0.00と言って良いレベル。打者でいえばヒットゼロ。出塁しているかどうかも怪しい。競合のトヨタはヒットやホームランを連発しているため、気が付けば大負けになっている。このままスタメンを続けるのか?

ちなみに新型コロナ前の2019年と2023年の世界販売台数を並べると、トヨタが1074万台/1109万台。日産549万台/337万台。ホンダ518万台/418万台となる。日産ほどじゃないけれど、2019年と比べ着実に業績は悪化してます。しかも現在進行形で将来に対するブレーキまで掛けているから凄い! 三部さんがブレーンとしている小澤コーポレート戦略本部長のアドバイスなど聞いて決断した経営判断はタイトルの通り。

EV全降りはすでに社内で「そんなことやったら会社が無くなる!」。全否定していたPHEVの開発も始まっており、いつ撤回してもおかしくないう状況。満面の笑みで始まったソニーホンダモビリティは、電気自動車氷河期が始まるタイミングで出てくる。握手で「一緒にやりましょう!」となった日産との提携は、日産があんな調子でどうなるか不明。GMと始めた自動運転クルーズも事業継続が赤信号になりそう。

この3年間で激しい円安が進んだため業績は悪くないものの、三部さんが社長に就任した当時と同じ1ドル=110円になったら、利益は半分以下というイメージ。ホンダの場合、輸出していないため為替変動に強いとは言え、円ベースでの手取り額は大幅に落ちてしまう。三部さんの社長就任は2021年4月。ホンダの社長任期は6年が多い。このままだと2027年まで続けることになる。ホンダの将来をさらに3年委ねる?

もっといえば、ここからの3年は自動車産業始まって以来になる大変革のど真ん中に突入する。様々な判断をしなければならない。今までの経営判断を見ると、なかなか厳しい感じ。日産の株主やステークホルダーは内田さんの経営判断を支持したため今の状況になった。ホンダの株主やステークホルダーの皆さんも「このまま三部さんが頑張ってくれればいい」と判断するのだろうか? だとすると、株主の意思ということになる。

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1 Responses to “EV全振り。ソニーと提携。日産と提携。GMと自動運転で提携。全て失敗? 三部さん、面白すぎる!”

  1. トヨタ車ユーザー より:

    三部さんて市販車のLPLやったことないですよね。
    昔の話ですが、2輪のレースをやっていたりF1エンジニアだった社長はビジネスでも必ず何か一発ホームランを出していたと思うのですが。
    アメリカに現地工場を作った、CVCCで一等賞、アコードをベストセラーにする、NSXを出す、クリエティブムーバーで起死回生を図る(これが最後)などなど。
    いまは逆に、i-DCDで大失速、ホンダe:はダダすべり、中国で自爆、e:HEVで何とか現状維持といったところです。日産と紙一重か。
    うまくいっていればGMとやった自動運転技術で、アフィーラをタクシーでとかできたのかもしれません。ただ、もう目新しい感じはしないし、お払い箱になるんじゃないでしょうか。一応、26MでセダンBEVと調査会社の記録はありますけど。

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