MOMOブランドのタイヤまで登場! タイヤ業界は激戦になっていくと思う
ここにきて新興国ブランドのリーズナブルなタイヤのシェアがジワジワ増えてきた。同業者ですら今まで聞いたことないようなタイヤを履き始めている。古くなったタイヤから新品の新興国ブランドに乗り換えると、おそらくクルマの印象良くなります。やっぱり新品タイヤ、いろんな意味で有利ですから。そして「新興国ブランドのタイヤで十分!」という結果になる。
長い間自動車業界に居た人ですら「いいね!」するようだから、ユーチューブとか見たら一段と評価高いと思う。確かに街中を流れに乗って走っている限り、大きな性能差はないということなのかもしれない。いや前述の通り使い古したタイヤから新品に交換すると、乗り心地も騒音レベルもよくなる。新品同士で比べたり、使い古したタイヤ同士で比べないとワカランです。
昔ならタイヤメーカーが危機感を持ち、性能差の解る比較試乗の機会など作ったことだろう。モータースポーツでブランドイメージも作ってきた。されど今やタイヤメーカーも茹でガエルになりつつある。今やF1もWRCも中国資本のピレリ。その他のモータースポーツだって海外勢は増えた。このままだと価格競争力を失っていく。ただ技術力あるため、新車装着は減らない(笑)。
参考までに書いておくとF1もWRCもタイヤトラブル超多い。高速走行中のバーストまで起きているほど。WRCなんか「タイヤガチャ」と呼ばれ、いつパンクしたのか解らないほど壊れる。ミシュランやブリヂストンなら考えられないこと。グリップやコントロール性以前に、命を乗せているタイヤが壊れちゃう。F1やWRCはお金で解決してるけど、私ら安全なタイヤを選びたいです。
国産タイヤの半額程度
タイヤメーカーにも様々な変化が起きている。驚いたのは『MOMO』ブランド。MOMOといえばステアリングのブランドながら、もはや交換する人も少ない。そういったブランドを居抜きで買って新しい価値を作るビジネスが出てきた。懐かしいバイクのブランド、たっくさん帰ってきてます。MOMOのタイヤ、私は大いに興味ある。新興国工場製のグッドイヤーやケンダも安い。
ちなみに新興国ブランドを含め、大半のニューフェイスは既存のタイヤメーカーのタイヤを作っていたり技術供与されたりして立ち上がっている。しっかり管理している技術者が居れば品質レベルだって10年前のタイヤくらいに届いてます。ここまで読んで「新興国タイヤも使えるっていうこと?」と思うかもしれません。馴染みのあるブランドならクルマ好きでも履いてみたくなる。
タイヤ業界、踏ん張りドコロです。
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割と忘れてしまいがちですが、タイヤは唯一地面と接している部品で、命を預けています。
黒くて外観からは他メーカーと大差ない為おサイフとの相談で「それなりの」ものと交換することも少なくないですが。
個人的にはこの辺割と保守派なので、自分で買った(リプレイス品として)タイヤはブリジストン・ダンロップ・ヨコハマタイヤかミシュランのみです。
興味がある外国のタイヤはDマックで、これはWRCでミシュランとガチンコ勝負していたから。
実際2017年(ヤリスがデビューした年)ラリーGBで総合優勝もしています。
日本に輸入されている話は一切聞きませんが。
しかしモモがタイヤを作っているとは知りませんでした。
モモステなんて死語になって久しいです。
少し若い世代に聞いたらモモヒキかステテコの親戚みたいに思われたり。
私はやや細身で少し大径のナルディの方が好みで、シフトノブとハンドブレーキレバーとセットで取り換えていました。
サンバーのウレタンステアリング(エアバッグ付き)は、自分で2時間かけて革巻きにしてあります。
タイヤは軽トラなのにヨコハマタイヤ指定です。
追伸:昨日のJ-Sports解説観ました。面白かったです。レビューも今から楽しみです。
〉驚いたのは今年立ち上がった『MOMO』ブランド。
だいぶ前からあったはずと少し調べたら、オートウェイ取り扱いで少なくとも2013年7月頃には国内に存在していました。
https://minkara.carview.co.jp/smart/userid/313277/blog/30688128/
何回か購買候補にしていたので、覚えていました。
もし日本法人という意味でしたら、ゴメンナサイ。
こんにちは。記事と関係なくて恐縮ですが松下宏さんは元気なのでしょうか。ブログの更新が3月以降ないので心配です。