RAV4 PHV、ハイブリッドより実質的に40万円高! そして圧倒的にスポーティだ! お買い得です

RAV4 PHVの受注が始まっている。正式な発表は6月8日ながら、ホットな顧客向けに対し案内を始めた、というイメージです。当然ながら価格解らないと誰だって買わない。ということで価格もスペックも装備内容も出している。何と! 500万円オーバーだとウワサされていたのに、469万円スタートとなっている! ハリアーに続き、またまた激しく攻めてきましたね!

この価格、安いと評価されているアウトランダーPHEVと同等だ! ちなみにアウトランダーPHEVのスターティングプライスは394万円ながら、オーディオ類全く無いなど装備的に貧弱。469万円のRAV4 PHV『G』と同じくらいの装備内容を持つのは『Gプラス』となり458万円になってしまう。これだけ見たらアウトランダーPHEVの方が若干安いものの、内容ダンチ!

まずPHVのスペックで重要なのは電気だけで走行出来る距離を決定づける電池容量。アウトランダーPHEVの場合、13,8kWhとなる。WLTCモードだと57,6kmながら、実質的には8掛けの46kmくらい。RAV4 PHVは18,1kWh搭載しており、WLTCモード95kmだから8掛けでも76km! 冷たい雨でエアコン使っても60km近く走れると思う。経験上、これだけ走れば電気自動車として運用可能!

また動力性能でもシステム出力およそ210馬力のアウトランダーPHEVを圧倒する306馬力! 凄いのが0~100km/h加速で6秒程度! マニュアルのトヨタ86も7,4秒。シビックタイプRやパナメーラは5,7秒だ。BMWで作っているスープラを除けば現在販売されているトヨタ車の中で最も速い! 参考までに書いておくと、速いと言われる2,4リッターになったアウトランダーPHEVは10,5秒。

ここまで速いとECOカーであること以上にスポーツグレードとしての価値が出てきますね! RAV4 HVの4WDは389万円でPHVだと469万円。実際には22万円の補助金や自動車税や重量税免税のため、実質的に40万円差。システム出力を見るとHVが222馬力に対し308馬力とくる! ガソリン車なら2,5リッターと3,5リッターに匹敵する違いがある。40万円差なら超お買い得だ!

さらに悩むのはハリアーHVの4WDと補助金など考えたら実質的に10万円くらいの差になっちゃうこと! 10万円プラスしたらポルシェ・カイエンGTSと勝負出来る! こんな速いのなら『RAV4 PHV』というグレードじゃなく『RAV4 R』とか『RAV4 GT』とかにしちゃったら良かったのに。エアロキットなど付けたらスポーツグレードとして売れますよ! 燃費はオマケです。

 

 

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