我が国でもナビ画面に目的地を入れたら運転しないで到着出来る技術が2027年あたりから続々登場へ
トヨタがJMS(ジャパンモビリティショー)で「事故を起こさないための技術」をいくつか発表する。内容といえば相当難解&複雑だったりする。おそらくメディアの多くは正確に伝えられないんじゃなかろうか。逆にすぐ販売出来る技術じゃないため、知らなくても問題ないです。以下、日常的にベストカーWebを読んでいる人でなければ理解出来ないようなレベル向けの解説をしてみたいと思う。
まず2027年あたりから、日本でも中国で実用化されているAIを使う高機能ADASが続々と登場してくる。中国はすでに『モメンタ』に代表されるスタートアップが自動車メーカー向けに”ほぼ”自動運転可能なプラットホームを販売中。中国で販売を開始した日産N7やトヨタbZ3Xに実装されており、北京や上海の市街地すら目的地を設定するだけでハンズフリー走行可能である。
先日公開された日産の『次世代プロパイロット』はモメンタと同レベルの能力を持っていて、2027年度に発売された時点で、ナビ画面に目的地を設定したらハンズフリーになる。ただ運転の主体はドライバーであり、自動運転じゃなく高機能なADAS(運転支援)という位置づけ。同じようなレベルの高機能ADASは、ホンダ、トヨタ、スバルも2027年までに実装される。<続きを読む>
<おすすめ記事>