「7月31日までにオーダーした方は全員購入頂ける」と日産。日産東京販売からは何の公式発表無し
新型フェアレディZを注文して内金も支払ったのに突如抽選になってハズレた、という件を先日、ベストカーWebで紹介した。おそらくその後、日産のなかでさまざまな調査が行われたのだろう。8月9日(火)の夕方、日産広報から連絡があって現時点でわかっていることを説明してもらいました。まず状況だけれど、日産ディーラー(日産東京販売)から届いたハガキや抽選の結果を見るかぎり、「買えなくなった」としか思えないことは日産側も確認ずみ。
納期掛かるだけなら抽選不要。謝る必要も無いかと
そのうえで、日産としては「7月31日までに注文いただいたお客様すべてにクルマを用意する」という約束を破る気などないという。じゃ、何の抽選かということになるのだけれど、ここから苦しい答弁になっていく。日産が販社である日産東京販売側から受けた説明によれば、「初期ロットの納車の抽選」とのこと。日産側としては当然ながら「何それ?」と聞き直したらしい。
ちなみに初期ロットの納車を抽選で決めるなんて話、聞いたことない。考えて欲しい。私は今まで発売前に新型車をオーダーしてきた。遡れば初代NSXの時はシカゴショーでプロトタイプを発表した直後に予約。セルシオもデトロイトショーで見た夕方に予約。MIRAIだって東京モーターショーでオーダーしている。普通、オーダーした順にクルマってデリバリーされるもの。<続きを読む>
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Zの抽選が、東京の日産販社の独断だったとは! ゴーンの海外逃亡の次にたまげました。
すっかすですよ、
こういう致命的な行き違いは、日産本社の販売部門がマトモに仕事をしていれば、起こるはずのないもの。
日産本社が知らなかったでは、到底済まされません!
大方、本社と東京販社の間には、いわゆる高度に政治的かつ懇ろな大人の関係があるのだろうと、勝手に解釈しています。
それにつけても報われないのは、東京販社で働く営業スタッフの皆さんです。そしておそらくサクラでも。。。