ここにきて中国籍の人が外免切り替えで日本の免許を取得し、勝手に営業しているケース急増中
外国人が母国で取得した運転免許を、日本の免許に切り替える「外国免許切替(外免切替)」制度。この手続きが2023年11月に緩和されてからというもの、中国人が日本の運転免許試験場に殺到し、白タクなどの違法営業行為がはびこるなど、さまざまな問題が噴出している。政府はいつまでこの状態を放っておくのか? 自動車評論家の国沢光宏氏がモノ申す!
インバウンドの急増により、我が国の移動手段は“ほぼ”パンク状態になってしまっている。なかでも深刻なのがタクシー。他の国は「ウーバー」や「グラブ」に代表されるライドシェアでタクシー不足をカバーしているのに対し、日本の場合、タクシー業界を守るため国交省が認可していない。つまり「ニーズ」があるのに供給できない状況。それを放置しているから、隙間産業などが続々出てきた。
ここにきて顕著なのが中国からの観光客を相手にした白タクや(違法営業行為)、中国の富裕層を狙ったレンタカーである。中国は日本よりネット文化が浸透しており、たいていの情報を入手出来る。日本で中国人が白タクをやろうとしたら、中国のネットでお客を募集すれば簡単に企業可能。実際、観光地に行くと中国からの観光客を乗せたアルファードに山ほど出くわす。<続きを読む>
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