シーライオン6の試乗レポート。KURUKURA編集部の見出しがチャレンジング過ぎて笑える!

シーライオン6は中国車なので、普段でも試乗レポートや紹介記事を書くと否定的な意見を多数頂く。時節柄、さらに厳しいことになるだろうことは容易に予想出来る。まず大前提になるのが「嫌いなら読む必要なし!」。嫌悪感持つ人はどんなに良いクルマでも中国車など買わないと思う。買わないなら記事を読むのは時間のムダ。否定的なコメント書くのも時間のムダです。

そんなハードルを乗り越えた読者諸兄のため、BYDについて少し紹介したい。中国の自動車メーカーには「共産党系」と「民族系」がある。日本の自動車メーカーと提携している『広州汽車』や『東風汽車』の場合、共産党が投資しているのに対し『BYD』や『長城汽車』は民間。したがって中国国内での地盤は安定しておらず、むしろ積極的に海外進出しようとしている。

海外関係に詳しい人なら、中国本土から出て世界中でビジネスをしている「華僑」をイメージしてもらうのが最も解りやすいと思う。いろんな意味で慎重なトヨタながら、中国でのビジネスパートナーにBYDを選んでいる。政治が絡むと中国は超面倒くさい国ながら(私も距離を置きたい)、人口が日本の10倍という国であり、長い歴史もあるだけに奥行きあって興味深い。クルマに責任ないし。<続きを読む>

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