スバル360に乗ると解る「飛行機屋の魂」の巻
普段あまり意識しないことながら、自動車メーカーの歴史を見ると「なぜ車を作ったのか?」というキッカケがずいぶん違う。ブランドと言われるヨーロッパの自動車メーカーの場合、多くは役に立たない“遊び”や“夢”から始まっている。なんたって車を作ってもコストがかかりすぎるため、道具としてなりたっていない。だからこそ夢があります。
ヒトとクルマの大きさのバランスが妙です
荷物を運ぶトラック作りから入ったメーカーは、面白みに欠けるものの、質実剛健な手堅いクルマ作りをする。スバルやいかに? ベストカー読んでいるようなクルマ通なら飛行機メーカーだったことはご存じだろう。とはいえ、最新型のスバルを見ても飛行機の面影薄い。言われなければわからないかもしれません。
しかし! スバル360に乗ると、まごうことなくヒコウキ屋さんの車だと思う。 一番驚くのが空間の使い方だ。<続きを読む>
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