ホンダと日産の提携話、台湾のホンハイも登場するなど新しい展開になってきました!
ホンダと日産の提携話。興味深い情報が加わった。電気自動車生産に参入しようとしていた台湾の鴻海(ホンハイ)精密は日産の買収を画策していたという。鴻海の電気自動車事業のトップといえば、日産の社長になると言われていた関潤(せき・じゅん)氏。これだけ日産の株価下がると、居抜きで買収したくなるだろう。もちろん情報についての証拠無し。
でも鴻海の買収など関われば納得出来るストーリーになっていく。今回の件、ホンダが日産を併合したり買収したりするんじゃなく「持ち株会社を作ってホンダも日産もそこにぶら下がる」というもの。この”防御策”なら日産の個別買収は難しくなる。また、ホンダが日産のケツモチをする必要だってない。日産の財政悪化により破綻したとしても、持ち株会社の一つの破綻という扱い。
ホンダへの影響は最小限で済む。ちなみにホンダが日産を併合し背負おうとするなら責任は重い。とはいえホンダにとって迷惑な話であること間違いなし。だからこそ18日の株の動きを見ると、助かる日産は20%以上の爆上がり! 厳しい戦いになること明々白々のホンダが3%以上ダウンしている。ここで考えなくちゃならないのは、ホンダのメリットだ。<続きを読む>
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TVニュースで台湾企業からの買収と聞いて、漠然ととらえていました。
そうですか、その台湾企業の社長は、ゴーンが国外逃亡して日産が一番厳しい時に、社長争いに敗れるや否や、日本電産社長に華麗に転身して、すぐに干されたあの方なのですね。
国沢さんからの情報は、本当に勉強になります。(反面マスゴミは、例によって一番肝心なところを言いませんネ)
稲盛さんのJAL再生を知る世代としては、一気にリセットできる国有化が、一番可能性が高い特効薬だと思います。でも国としても、これまでのゴーン騒動とルノー縁切りなどで懲りているのかな。
今回のホンダとの持株体制を見ると、国ですら魑魅魍魎の巣窟のような日産経営層とは関わりたくないのではと、勝手に妄想しております。