ルノー、ディーゼル排ガス問題でフランス当局のガサ入れを受ける!
日産の兄弟社会である(仏)ルノーは、ディーゼルエンジンから出る排気ガスの量が規制値より多かったということで、フランスの競争不正抑止総局の立ち入り調査を受けた。VWのディーゼル不正を受け、ヨーロッパの各国は販売されているディーゼル車の実車テストを開始しているのだけれど、ルノーも規制値を超える濃度のNOxなどを排出していたという疑いである。
この立ち入り調査、株価が大幅に下がるなど「ルノーもダメか」というマイナス方向に取られているようだけれど、その反対だと考えるべきだ。むしろ当局の合格マークをもらったようなもの。実際、驚くほど早い段階で「不正無し」という発表が当局から出ている。なぜか? 規制値以上のNOxを出しているのはルノーだけではないからだ。<続きを読む>
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