吹雪で立ち往生したら電気自動車は”終了”してしまうのだろうか?
2020年12月に発生した大雪による関越道の長時間通行止めでは、幸いなことに閉じ込められた車両に電気自動車が含まれていなかった。もし雪の中で40時間程度動けなくなったとした場合、電気自動車はどうなるだろう? ケーススタディをすると相当厳しい状況になりそうだと判明した。以下詳しく紹介していきたいと思う。
当然ながら吹雪の中で待機する状況になったら暖房が必要になってくる。電気自動車の暖房を稼働させようとすれば、1kWh程度の電力使うことになります。10時間で10kWh。現在最も大きな容量の電池を搭載している日産『リーフe+』は62kWhなので、フル充電状況なら60時間近く持つ。リーフ級のガソリン車だとアイドリングで1時間800ccくらい。<続きを読む>
<おすすめ記事>