東京モーターショーは大失敗か? それとも‥‥

今回の東京モーターショーは評価がハッキリ2つに分かれたと思う。景気良く、押すな押すなの大混雑だった1990年代のモーターショーを知っている世代からすれば、すべてが小粒で夢も無い。

例えば新しいパワーユニットは今回皆無に近かった。燃料電池車や電気自動車、大量のバッテリーを搭載したハイブリッド車、新しい技術のガソリンエンジン車などが出展されていたものの、すでに実用域に達しており、新しさという点で注目されず、ネタ不足といってよかろう。

コンセプトカーもクルマ好きの魂を揺さぶるような大上段の力作は無し。顕著なのがダイハツで、おままごとセットのように「小さい幸せ」を追求した背の高い軽自動車ばかり。日産や三菱自動車もコンセプトカーは電気で走る「少しだけスポーティ」なモデルを1台ずつ出展したのみ。<続きを読む>

<おすすめ記事>

コメントは受け付けていません。

このページの先頭へ