私のクルマ人生を決定づけたのは510ブルーバードと木全巌さん駆るランサーターボです
これまで出会ったクルマの中で、もっとも印象に残っている1台は何か? クルマが私たちの人生にもたらしてくれたものについて考える企画「わが人生のクルマのクルマ」。自動車ジャーナリストの国沢光宏さんが選んだのは「日産ブルーバード510」。国沢さんの人生観を激変させた理由とは? 場所は千葉の飛行場の跡地。バイク乗りだった青年が、競技用のラリー・カーにはじめて乗って、 ブッたまげた。
「最初の一撃!」は自動車部の先輩が乗っていたブルーバード510のラリー車でしたね~。文字通り価値観が変わるほど超絶驚いた! 1977年のことです。当たり前のことながら“全開で走る競技車両の隣に乗る”なんて経験などしたことがない。というか、バイク乗りだった私はクルマを舐めてましたね! 当時、スーパーカーブーム(サーキットの狼は75年連載開始)が始まっており、街中でフェラーリBBやカウンタックに乗ってる人もボチボチ出てきていた。もちろん911とかマスタング・マック1なども走っていて、信号で勝負したものです。<続きを読む>
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