輸入車のPHVや電気自動車は保証期間過ぎたらサドンデス。ロシアンルーレット状態になる
ここにきて輸入車もパワーユニットにモーターやリチウムイオン電池、インバーターなどを使う電動化車両が増えてきた。今後、純粋な電気自動車だって多数出てくることだろう。となってくると不安なのは電動化部品のトラブル。電動化車両の先駆けになったメルセデスベンツのハイブリッドやBMWのハイブリッドなどはすでにトラブルが発生しており、見積もりを取ると3桁の修理費用!
エンジン車の場合、トラブルを起こしてもすべて交換にならない。エンジンが焼き付くケースなど”ほぼ”ないからだ。加えて経年変化によりトラブル出るのは10年とか20万km走ったあたりから。その時になれば中古部品なども安価に流通しているため、適正な出費で修理することだってできる。もっといえば、20年とか30万km乗り続けることすら難しくないと思う。<続きを読む>
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最近、ネオクラシックになりつつあるE30/3シリーズや190Eシリーズをあえて大切にしている人がいます。こちらは母国の旧車に対する思い入れ(文化ですね)や国産車よりパーツの融通が利くという利点があってのことですが、ついに欧州車も長く乗れない日が来るのですね。ネオクラシックよりBMW・i3のほうが圧倒的に「見かけない」です。
欧米の初期のxEV=ハイブリッドは、電動車までの「つなぎ」なの!という言い訳があるかもしれませんが、完全EVになったらご指摘通り資源の無駄遣いであり、循環できる炭素よりよろしくない物質が増えてしまいます。
プリウス、リーフのバッテリーは、リビルト品化・リサイクル利用を考えてありますし、インバーターもヨーロッパほど高価ではありません(このあたりのコスト低減策は日本ならでは)。
EVを急ぐ中国も次世代技術の「闇」のフォローまで考えているのか、聞いてみたいところではあります。