電気自動車より高性能で価格も安い燃料電池車が売れていない3つの理由
日本は燃費のいいハイブリッドが揃っていることもあり、国家やメディア、ユーザーすべてで電気自動車に対する気持ちが盛り上がっていない。欧州などは、すでに50車種以上の電気自動車を販売しており、2021年だけで10車種以上の新型車が登場してくる。加えてフランスなど電気自動車を買えば車両価格の3割程度の補助が出て、エンジン車からの乗り換えだとさらに30万円上乗せされる。電気自動車を買ったほうが安いほどだ。
そんな電気自動車ながら、いまだに航続距離500kmや、急速充電にかかる時間が大きなハードルになっている。といった観点からすれば、燃料電池車は圧倒的に優れた性能を持つ。トヨタの『新型MIRAI』で言うと、航続距離については余裕の500km超! 水素充填時間だって3分とガソリン補給と変わらない。さらに素晴らしいのが価格で、航続距離500kmの電池を積んだモデルより圧倒的に安い710万円スタートです。しかし、燃料電池を市販しているメーカーは世界で3つしかないのが現状だ。<続きを読む>
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