電気自動車大嫌いだ、という皆さんは買わなければいいだけ。なのになんでSNSで大暴れするのか?

リーフのフルモデルチェンジ。軽電気自動車N-ONEe:の登場や、驚くほど進化したbZ4Xのマイナーチェンジなど、ここにきて電気自動車の記事を頻繁に書くようになってきた。その度に湧いてくるのは電気自動車大嫌いな人たちである。主張を見ると「集合住宅なので充電設備がない」に始まり「高い」「電気も化石燃料使っている」等々。だったら買わなければいい。

実際、電気自動車を買って不自由なく運用できる条件って限られる。そもそも自宅や勤め先に充電インフラないといかんともしがたい。欧米では勤め先の充電インフラが整っている。3kWの普通充電を9時間使ったら27kWh(170kmほど走れる)入りますから。「高い」というのも個人の印象だ。エンジン車だって「動けばいい」と考えるなら20万円の中古車でまったく問題なし。

直近で一番売れてるのは乗り出し価格500万円のノアだ。もちろん同じ車格の電気自動車で迷っているのなら当然ながら「高い安い」はあるし、補助金など考慮した“実質的な価格”をエンジン車と比べるのもいい。もちろん同じ車格の電気自動車で迷っているのなら当然ながら「高い安い」はあるし、補助金など考慮した“実質的な価格”をエンジン車と比べるのもいい。<続きを読む>

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5 Responses to “電気自動車大嫌いだ、という皆さんは買わなければいいだけ。なのになんでSNSで大暴れするのか?”

  1. アミーゴ5号リリボーン より:

    EVを愛車にして思うのは、
    メーカーもマスコミも「弱点を言わないにも程がある!」ということ。
    正直言って、最初のうちは「ウソやろ、マジか、勘弁して〜な」って多々あるもん。

    もし自分が国沢さんの記事を読んでいなかったら、EVをエンジン車の上位互換と期待した分、その反作用で大嫌いになっていたかもしれない。「なんだよ、全然使えねーじゃん」って。

    でも性能の特性と限界を理解した上なら、EVはとっても素敵な乗り物デス。
    エンジン車が下駄代わりなら、EVはクロックス代わりというイメージかな。軽EVを街乗りのセカンドカーと割り切るなら、サイコーの乗り物だと思っています。

  2. 還暦オヤジ より:

    まだ、電気自動車を選ばない理由にマンションなので充電設備の問題もありますが、もっと大きいのが進歩が早いと言うのがありますね。
    今でもいっときのPCの様に2.3年で性能が格段に上がりますから、これからも技術の進歩でどんどん性能が上がってくるでしょう。そして数年でリセールが壊滅的と言うのもあり、ある程度技術の進歩が一般ドライバーにはもう必要がないくらいまで成熟してからが購入時期だと思っています。

  3. まどか より:

    SNSで批判大暴れする人ってなにがしかの不平不満がある人じゃないかと思います。とは言え、嫌いな人は大きく3つ観点があるような気がします
    ①充電設備が家にないので使いたくても使えない(自分には何のメリットもなし)②食わず嫌い(試乗したら?)③デメリットを主張するように頼まれてる人がいると聞いてます。電気自動車に限らず
    特に③はなんだかなぁ〜と思います。私は頼まれてもお金もらってもやりませんけど
    あと承認欲求もあるかもしれませんね。承認欲求は私もあります!

  4. ひめ太郎 より:

    私も住まいに充電設備なし、自治体補助金なし、戸建てに引越す行動力や計画力なし、「EVなんて買えないよ〜ん(泣)」なEV大嫌いくん(笑)ですが、2035年はいろんな意味で楽しみです。車社会はどうなっているんだろうか、そして自分は何に乗っているのか

  5. Texas より:

    日本のSNSで激しいEV批判が見られるのは、単なる好みではなく、過去の屈辱に対する「感情的な反撃」でしょう。
    1. それみろ、「トヨタは正しかった」というプライドの回復 長年「トヨタはEVに出遅れた」「トヨタは時代遅れだ」と国内外から批判され続けたことへの鬱憤の爆発です。EV失速は、日本のHVの正当性を証明し、「俺たちの方が現実的で賢かった」というプライド回復による、喜びです。
    2. 外圧への反発と「メシウマ」心理 ヨーロッパ主導の強引なEV推進が、日本の得意分野(ハイブリッド)を潰すための「ルール変更」に見えたことへの強い反発です。その欧州勢のEVが今、中国勢に対し劣勢を強いられ苦境に陥っている姿は、痛快な「メシウマ」心理を刺激します。
    3. 中国でもEVが売れ残っていることへの「ざまーみろ」的感情
    私はテキサス在住ですが、一戸建てに住んでいて車を2台以上所有している家庭であれば、もし価格が手頃になるなら、1台はEVにしたいと考えていると思います。
    連邦の補助金がなくなったとしても、ガソリンスタンドへ行く手間を考えれば、セカンドカーとして1台はEVにする方がメリットがあるでしょう。

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