高齢者から免許を取り上げろ?(13日)
連日ニュースでは、高齢者ドライバーによる悲惨な死亡事故が取り上げられ、社会問題となっています。こうした悲劇を防ぐため、政府や自治体もその対策として免許の自主返納を促していますが、地方では特に自動車がお年寄りの脚であるため、なかなか思うようには進んでおりません。今回の「国沢光宏の言いたい放題」では、高齢者の運転問題を取り上げ、この問題にどう立ち向かえばよいのか議論をしていきます。
牧野:今回は前回と少し雰囲気をガラリと変えまして、一時期話題になりました高齢者の免許返納の問題、高齢者の運転について国沢先生に色々とお話を伺っていきたいと思います。
国沢:そもそもなんで高齢者は運転をしちゃいけないんですか?
牧野:これは僕の体験談もあるのですが、僕は田舎の出身で車社会なんです。高齢者の方にとって車は自分の足で、都会と違って田舎では免許がなくなってしまったら家からどこにも出られなくなってしまう。僕は高齢者は車に乗っちゃいけないということは全然思っていなくて、むしろ逆に必要なものだと思います。とはいえ、自分たちの命の危険もある。明日、突然車が歩道に飛び出してくることを想像したら、やっぱり怖いですよね。ここが本当にジレンマで、どうしたらいいのか分からなくなりますよね。
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